...剛情にも腰を据えて...
芥川龍之介 「竜」
...あるいは尚武剛気の気性を植えつけるとか...
上村松園 「謡曲と画題」
...金剛杖で立木を撲りなどしていた...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...李剛 飯を食って...
林不忘 「安重根」
...李剛先生は何ておっしゃって?「国民たる義務を尽さずして...
林不忘 「安重根」
...二つの心がひとつになつてそれが何ものにも動かされないやうになる戀! 何ものに打突つても決して決して打壞されない戀! 金剛不壞な戀! 十年逢はなくつても一生逢はなくつてもかはらない戀! さうしたものをかの女は常に眼の前に描いた...
田山花袋 「道綱の母」
...其時汝アカイアの至剛の者を侮りし身の過を悟るべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...先きに至剛の譽得し諸將こぞりて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...アキルリュウスに向かしめし? 剛勇無雙アキリュウス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...剛健なる大気中に成育せり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...その奥底に下がった後、その最も深い暗黒のうちを長く探り歩いた後、金剛石の一つを、真理の一つを、彼はついに見いだしたと思った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...剛子がこのホテルへきてから...
久生十蘭 「キャラコさん」
...阿部金剛、藤田嗣治のはよかった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...北の鬼与力、佐藤剛蔵は、すぐさま現場へ駈けつけていたし、三十手のひとり倉橋剣助は、逸早(いちはや)く、現場附近から、逃げおくれた賊の一人らしい曲者を狩り出し、捕手をさしずして、江戸橋詰の木戸近くまで、その影を追いつめていた...
吉川英治 「大岡越前」
...その中からすばらしい金剛石(ダイヤ)の指環を...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...千早、金剛の楠木も、関東の数万騎を引きよせたまま、いよいよゆるぎもせぬという...
吉川英治 「私本太平記」
...南蛮寺(なんばんじ)百鬼夜行(ひゃっきやこう)一空にはうつくしい金剛雲(こんごうぐも)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...賢でも剛でもない...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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