...彼女とは前篇と後篇でまったく違うものになってしまった...
...小説の後篇に進む前に、前篇のあらすじを復習した...
...この小説は前篇と後篇があるが、私は後篇の方が好きだ...
...勉強の前篇は基礎理論の勉強だったが、後篇は応用的な内容になる予定だ...
...下篇は前篇と続く物語の後半を表します...
...(以上を以て「路上」の前篇を終るものとす...
芥川龍之介 「路上」
...――前篇後篇を通じその意味にて御覧を願う...
泉鏡花 「婦系図」
...これで一と通りのフェアさをもって前篇の謎を解いた...
海野十三 「軍用鼠」
...前篇はドイツに於ける自然弁証法の確立(ヘーゲル・フォイエルバハ・マルクス・エンゲルス)(エンゲルスは特に詳細でデューリングの解説にも触れる)...
戸坂潤 「読書法」
...また前篇というもある...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...此(この)前篇の特色として...
夏目漱石 「『煤煙』の序」
...即ち前篇は比較的新しく後篇は最も舊作に屬する...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...一時喧伝(けんでん)された奥州佐久間の孝女お竹なる者が生仏として霊験をあらわすという談(はなし)を前篇四冊後篇三冊に編んだもので...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...「花詩集」の前篇後半から見る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「ガラマサ」は前篇がやりにくゝて弱った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一緒にやると前篇がとてもやりにくい...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...前篇を書いてから...
正岡容 「わが寄席青春録」
...しかしながら前篇に述べた通り虎を『左伝』に於菟とし...
南方熊楠 「十二支考」
...前篇、昔の茶色の本でお読みになりはしなかったかしら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...本書の前篇の資料として著者が使ったのはたかだか Hakluyr Society の叢書位のものであるが...
和辻哲郎 「鎖国」
...著者は前篇及び後篇で扱ったいずれの事項についても「研究」の名に価するほどのことをやったのではない...
和辻哲郎 「鎖国」
...前篇 世界的視圏の成立過程第一章 東方への視界拡大の運動一 東方への衝動・マルコ・ポーロとその後継者東方イスラムの世界との対峙を通じて形成せられて来たヨーロッパの世界が...
和辻哲郎 「鎖国」
...既にアルブケルケのゴア攻略を語る際に言及した(「前篇 世界的視圏の成立過程」の「第一章 東方への視界拡大の運動」の「五 インド征服」)...
和辻哲郎 「鎖国」
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