...彼女とは前篇と後篇でまったく違うものになってしまった...
...小説の後篇に進む前に、前篇のあらすじを復習した...
...この小説は前篇と後篇があるが、私は後篇の方が好きだ...
...勉強の前篇は基礎理論の勉強だったが、後篇は応用的な内容になる予定だ...
...下篇は前篇と続く物語の後半を表します...
...(以上を以て「路上」の前篇を終るものとす...
芥川龍之介 「路上」
...前篇は主としてAと名乗る吉田氏...
戸坂潤 「読書法」
...前篇がよかったからとて必ずしも後篇もいいとは云えない...
直木三十五 「大阪を歩く」
...此(この)前篇の特色として...
夏目漱石 「『煤煙』の序」
...以上は余が煤煙の前篇を読み直して得た感想である...
夏目漱石 「『煤煙』の序」
...この詩集は「前篇」と「後篇」の二部に別かれる...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...前篇は第二詩集「青猫」の選にもれた詩をあつめたもの...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...即ち前篇は比較的新しく後篇は最も舊作に屬する...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...一時喧伝(けんでん)された奥州佐久間の孝女お竹なる者が生仏として霊験をあらわすという談(はなし)を前篇四冊後篇三冊に編んだもので...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...前篇よりづっと面白いと言ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「ガラマサ」は前篇がやりにくゝて弱った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一緒にやると前篇がとてもやりにくい...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...トリに次郎長前篇を据える...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...――この小説の前篇の中頃あたりから登場し続けてゐるりら子に就いて...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...前篇、昔の茶色の本でお読みになりはしなかったかしら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...前篇で御承知のごとし...
吉川英治 「随筆 新平家」
...本書の前篇の資料として著者が使ったのはたかだか Hakluyr Society の叢書位のものであるが...
和辻哲郎 「鎖国」
...著者は前篇及び後篇で扱ったいずれの事項についても「研究」の名に価するほどのことをやったのではない...
和辻哲郎 「鎖国」
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