例文・使い方一覧でみる「前檣」の意味

...前檣楼の下の桁（ヤード）に... 前檣楼の下の桁にの読み方
海野十三「浮かぶ飛行島」

...前檣からは、青白い探照灯がさっと波立つ海面を照らしつけた... 前檣からは、青白い探照灯がさっと波立つ海面を照らしつけたの読み方
海野十三「浮かぶ飛行島」

...前檣（マスト）の見張台にいた男が... 前檣の見張台にいた男がの読み方
大阪圭吉「動かぬ鯨群」

...隼丸の前檣（マスト）に「停船命令」の信号旗が... 隼丸の前檣に「停船命令」の信号旗がの読み方
大阪圭吉「動かぬ鯨群」

...前檣帆（フォースル）の前縁に白く輝いているのだった... 前檣帆の前縁に白く輝いているのだったの読み方
スティーブンソン　Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳「宝島」

...北の方にあるあの山を奴らは前檣（フォーマスト）山と言っております... 北の方にあるあの山を奴らは前檣山と言っておりますの読み方
スティーブンソン　Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳「宝島」

...三つの山が南の方へ一列に並んでますな、――前檣山と、大檣（メーンマスト）山と、後檣（ミズンマスト）山という風に... 三つの山が南の方へ一列に並んでますな、――前檣山と、大檣山と、後檣山という風にの読み方
スティーブンソン　Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳「宝島」

...「前檣の上段トプスルの両がわに新しいカンヴァスを使っている... 「前檣の上段トプスルの両がわに新しいカンヴァスを使っているの読み方
リチャード・オースティン・フリーマン　Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳「歌う白骨」

...乗組員たちは前檣の下帆を裏帆にしていたが... 乗組員たちは前檣の下帆を裏帆にしていたがの読み方
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳「グローリア・スコット号」

...前檣下桁（フォア・ヤード）の真上にまたまた星を見た... 前檣下桁の真上にまたまた星を見たの読み方
ドイル　Arthur Conan Doyle 岡本綺堂訳「世界怪談名作集」

...前檣（ぜんしょう）の索棒が損（いた）んだ... 前檣の索棒が損んだの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...前檣の日除の下で反乱の細かい手筈を協議した... 前檣の日除の下で反乱の細かい手筈を協議したの読み方
久生十蘭「フランス伯Ｎ・Ｂ」

...霧の流（ながれ）につつまれた前檣（まえほばしら）の櫓（やぐら）は... 霧の流につつまれた前檣の櫓はの読み方
平田晋策「昭和遊撃隊」

...あおげば前檣に高くひるがえる紅い代将旗！後（うしろ）の方が二つに裂けて... あおげば前檣に高くひるがえる紅い代将旗！後の方が二つに裂けての読み方
平田晋策「昭和遊撃隊」

...前檣（ぜんしょう）に見張りが立っていたが... 前檣に見張りが立っていたがの読み方
牧逸馬「戦雲を駆る女怪」

...その前檣（ぜんしやう）にさら／＼と上がつたのはドイツの鉄十字！　あゝ... その前檣にさら／＼と上がつたのはドイツの鉄十字！　あゝの読み方
宮原晃一郎「怪艦ウルフ号」

...大正六年三月、常陸丸で印度洋を航海していた時、ある晩十一時三十分ごろに、前檣の頂きに、直径約一メートルの青白い火の玉が現れた...
武者金吉「地震なまず」

...前檣帆ばかりを張つた彼女は... 前檣帆ばかりを張つた彼女はの読み方
ピエル・ロチ　Pierre Loti 吉江喬松訳「氷島の漁夫」

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