...一雪のお京さんは確(たしか)に前条のごとくに祈念したのである...
泉鏡花 「薄紅梅」
...越(こし)より飛騨(ひだ)へ行くとて籠(かご)のわたりのあやうきところどころ道もなき山路にさまよひてこの前置はこの句の価値を増減するに足るほど重要なものではないのでありますから前条句意を解釈する上には必要のないものとして掲げなかったのでありますが...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...前条に引き合いに出した「模倣の人生」のほうではいわゆる主演者はあっても「黒鯨亭(こくげいてい)」のごとき意味での独裁的主役は無い...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...すでに前条に述べたような「人生の記録と予言」という意味での芸術としての文学の真諦(しんたい)に触れるものは...
寺田寅彦 「科学と文学」
...たとえば日本人の衣食住について前条で例示したようなものである...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...」とあり初学者よくよく読み味ひて前条おのれが言ふ所と照し見よかし...
永井荷風 「小説作法」
...一 ここに人物を主とせざる小説にしてその価値前条述ぶる所のものに劣らざるものあり...
永井荷風 「小説作法」
...虚子の小説に余裕があるのは果(はた)して前条の如く禅家の悟を開いた為かどうだか分らない...
「高浜虚子著『鶏頭』序」
...前条に述べた研究会のごときはすなわちその一例であるが...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...一身独立して一国独立すること前条に言えるごとく...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...一、前条の外に、化学、天文学等、種々の科目あれども、窮理学の中に属するものなれば別に掲げず...
福沢諭吉 「学校の説」
...前条に記したる鬼蛇父母なり...
福沢諭吉 「教育の事」
...一 前条は学問と言う可き程のことにあらず...
福沢諭吉 「新女大学」
...(七)虎に関する民俗前条には信念と題して主(おも)に虎を神また使い物として崇拝する事を述べたが...
南方熊楠 「十二支考」
...前条に長々と伝記を述べたアントニウス尊者は諸畜を司り別して豕の守護尊たり...
南方熊楠 「十二支考」
...前条に付左之年齢書指出す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...公私略に前条の記事に接して...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...即ち各地に於て日夜前条の御趣旨を演説し...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
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