...思切つて溌剌とした心で...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...殊(こと)に亜剌比亜並びに東方諸国の風俗に関する論文は...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...亜剌比亜人の penis は欧羅巴(ヨオロツパ)人のよりも短い...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...又僕には人生と自己との缺陷と矛盾とを見る相應に鋭い眼と此缺陷と矛盾とを憤激若しくは苦笑を以つて否定せむとする相應に溌剌たる倫理感とがある...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...阿剌比亜の記録に之を加えしは...
高木敏雄 「比較神話学」
...剌麻教(らまきょう)の宗長とたのしい数日も暮した...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...日本文化的時局性に於て溌剌たる現象を呈している科学論一般は...
戸坂潤 「最近日本の科学論」
......
豊島与志雄 「電車停留場」
...この詩集以前に今日の如き溌剌たる詩壇の気運は感じられなかつた...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...婦人はゴム人形のやうに溌剌と無色透明な心臓を有って彼と並んで舗道を行った...
原民喜 「玩具」
...溌剌とした、弾力ある魂は、すぐ、次に下すべき、他方の足の位置を考えている...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...虎列剌(コレラ)毒に触れて身を害するも...
福沢諭吉 「日本男子論」
...元気溌剌(はつらつ)だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...巴剌帖木(パラテム)(不思議そうに)は?成吉思汗(ジンギスカン)(優しく)いや...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...その溌剌とした、粗末な服装をした若者たちの動きのなかには、いかにも朝子の情愛をひく何かがあった...
「おもかげ」
...先にはあれほど溌剌としてゐる詩形の魅力を...
三好達治 「万葉集の恋歌に就て」
...ツイ近くのB町に起った虎列剌(コレラ)事件を……知っているが立消えになったから真相は知らないと云うのか...
夢野久作 「無系統虎列剌」
...そして溌剌(はつらつ)として生活しようとする時...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
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