...○塔不剌(たふふら)とありて注(ちゆう)に○葱(ねぎ)○椒(さんしよ)○油○醤(ひしほ)を熬(いりつけ)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...諸君の上に生生溌剌として...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
......
徳富蘇峰 「吉田松陰」
......
豊島与志雄 「肉体」
...珍奇な異國的なものへの若々しい感興が急に溌剌と動き出した...
中島敦 「かめれおん日記」
...この曲にはバッハの溌剌(はつらつ)たる信仰と...
野村胡堂 「楽聖物語」
...婦人はゴム人形のやうに溌剌と無色透明な心臓を有って彼と並んで舗道を行った...
原民喜 「玩具」
...あまり虎列剌と症状が同じなのに驚いた...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...溌剌たるものは彼の芸術の世界から拒否されている...
平林初之輔 「江戸川乱歩」
...虎列剌(コレラ)毒に触れて身を害するも...
福沢諭吉 「日本男子論」
...支那にも『輟耕録』十一に、西域人木八剌、妻と対し食事す、妻金の肉刺(さ)しで肉を突いて、口に入れ掛けた処へ客が来た...
南方熊楠 「十二支考」
...あんまり歴史がすべすべで民族自体の気力を感じさせる溌剌さを欠いている...
宮本百合子 「『くにのあゆみ』について」
...しかも充実した横溢性をもって溌剌としているところ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...元気溌剌たるものであった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...私(わたくし)は最も溌剌(はつらつ)たる感興を以(もつ)て読みました...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...遊びたい盛りの溌剌たる眼が...
吉川英治 「江戸三国志」
...溌剌を欠いていた...
吉川英治 「平の将門」
...溌剌(はつらつ)としていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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