「削」の意味
削り取る
小説での「削」の使い方
...ヒョイと削(そ)がれた形で...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...(五十二字削除)というものを組織したことがあった...
大杉栄 「日本脱出記」
...蕃紅花(サフラン)の花を搾って、インキを作り、鵞ペンを削って、ロゼリイス姫が、これを手伝っていられました...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...洋杖(ステッキ)なぞを削りながら足も軽やかに...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...〔66字削除〕 果せる哉...
戸坂潤 「社会時評」
...表面が巧く削れたといっては又一踊りするので...
中島敦 「南島譚」
...内側からスプーンで削(けず)って食べ始めた...
中谷宇吉郎 「寺田先生と銀座」
...夫婦は「当所に加藤家浪人弓削田宮内住居」の札を見つけて驚喜した...
長谷川伸 「討たせてやらぬ敵討」
...眼下の浪うち際の凹凸が十年間水に噛まれて、削られて、激しく形をかえていた...
林不忘 「あの顔」
...閣下は鵞筆(ペン)が一本でもよけいに削つてあるのがひどくお好きだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...同篇の第七章では一章句が削除された...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それから爪でこつこつ削(こそ)げました...
宮澤賢治 「氷と後光」
...黴あるものはその上皮を削去りて料理に用ゆべし...
村井弦斎 「食道楽」
...まるで肉を削ぎとるようなものだ...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...その詩が次に掲げようとして後に削除された二十九篇のソネ sonnets である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...削封を受けなかったならば...
柳田国男 「家の話」
...必要と思われる入費もできるだけ削るようにつとめて来た...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...骨を削ったりしながら待っている中(うち)に...
夢野久作 「二重心臓」
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