...制札を取得するためには、所定の手続きが必要です...
...このイベントに参加するには、制札を持っている必要があります...
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...制札を紛失した場合は、再発行手続きを取る必要があります...
...制札には大切な個人情報が記載されているため、厳重に管理する必要があります...
...而してその土手の上を通行すべからずと云ふ制札が立てゝあつた...
有島武郎 「幻想」
...『土足のまゝにて上るべからず』、『堂内にて午睡すべからず』など、制札多く、その上にも、『神前結婚式、有志諸士の爲に之を行ふ...
大町桂月 「飛鳥山遠足」
...(佐渡へ遷幸のときの震筆なるべし)門前に直江(なほえ)山城守の制札(せいさつ)あり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...二人は瀬多の橋を渡るときに往き来の人が大勢立ち止まって眺めている制札の前に...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...・山桐のかたまつて実となつてゐる・この山里にも泊るところはあるかなかな・制札にとんぼとまつてゐる西日・こうろぎ...
種田山頭火 「行乞記」
...ここからも判るように、ジャーナリズムは必ずしも一種の商品生産を意味するブルジョア・ジャーナリズムに限らないということであって、現に機関紙やアジビラ・アジテーション・プロパガンダ、其の他によるプロレタリア・ジャーナリズムが存在していることは誰しも知っているし、封建制時代には封建的なジャーナリズム(例えば、制札、落書、までも入れて)が、古代社会には古代的ジャーナリズムが(ローマの官報)、原始社会には原始的ジャーナリズムが(太鼓、其の他による通信布告)、存在しているのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...あらゆる生籬(いけがき)や柵(さく)や塀や壁や通行止や罰金制札や各種の禁示(フェルボート)など――すべて彼の自由を制限せんとし...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それでも行住坐臥四方八方にたてられた制札ばかりを気にかけて子供が遊ばねばならぬやうな遊びかたをしたこともなく...
中勘助 「銀の匙」
...則制札ヲゾ出シケル云々...
穂積陳重 「法窓夜話」
...」といふ辨慶の制札を思ひ出して...
正宗白鳥 「素材」
...つまらぬものでも徳利とか制札とかなら何でも集めるということになってくる...
柳宗悦 「民藝四十年」
...それが今日では「鹿捕えるべからず」の制札ばかり...
柳田国男 「雪国の春」
...白木の制札と栗の丸木に新らしい板を架けてある獄門台が...
吉川英治 「江戸三国志」
...厳戒の制札(せいさつ)を立てろ...
吉川英治 「私本太平記」
...“通るべからず”の制札(せいさつ)がいかめしい...
吉川英治 「新書太閤記」
...宋江が立てさせた“撫民(ぶみん)ノ制札(せいさつ)”が見られ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そうして、御所の陽明門のあたりを見ると、制札が、ここにも墨黒々と立っていて、傍らの武者溜(だま)りには、伊賀判官末貞(いがのほうがんすえさだ)とか、周防元国(すおうのもとくに)などという人々が、市中警備の奉行となって、夜もあかあかと松明(たいまつ)や篝火(かがりび)に冬の月をいぶしているのだった...
吉川英治 「親鸞」
...今朝建てたばかりのような、真新しい制札に、墨色まで水々と、こう書いてあるのだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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