...この季節になると、色々な到来物が売り出される...
...明日の宅配はどの到来物が届くかな...
...最近、お土産店で珍しい到来物を買ったよ...
...今年はあまり到来物がなかったけど、来年はもっと豊富になるといいね...
...今日は到来物がいっぱい!どれにしようか迷ってしまう...
...玉子の折などの到来物が...
芥川龍之介 「妖婆」
...到来物(たうらいもの)の粕漬(かすづけ)を送つたり...
薄田泣菫 「茶話」
...何処からの到来物ぢやな...
薄田泣菫 「茶話」
...これは到来物でございますが...
太宰治 「斜陽」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...かういふ到来物は私一人で私すべきものではない...
種田山頭火 「其中日記」
...なぜだか知らないがその新しい到来物が嬉(うれ)しかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...田舎からの到来物だが...
豊島与志雄 「自由人」
...茶の間に到来物(とうらいもの)の羊羹(ようかん)か何かあったと思うが...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...到来物よ」と云って梅子は縁側へ出て...
夏目漱石 「それから」
...」「到来物(とうらいもの)でござんす...
林不忘 「あの顔」
...察する所見舞に来た人が外からの到来物を三月も四月も保存しておいて中も検(あらた)めずにそのまま持って来たのだろう...
村井弦斎 「食道楽」
...到来物の菓子なぞを病人見舞にするとは不心得にも程(ほど)のあったものだ...
村井弦斎 「食道楽」
...二月(ふたつき)も前に外所(よそ)から貰った到来物(とうらいもの)の玉子だ...
村井弦斎 「食道楽」
...(包を出して)礼儀上到来物(とうらいもの)ですって言うんだって...
森本薫 「みごとな女」
...そして夕刻、何気なく下城して帰ってみると、邸内いたる所に鯉を入れた桶や槽(ふね)がおいてあって、『なんとした事やら、今日一日中、諸家や諸職の町人から、鯉の到来物で、もう池にははいり切れません』と、家臣も途方にくれていたという...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...この到来物(とうらいもの)ときたぜ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...到来物(とうらいもの)の酒粕をめばりして...
和辻哲郎 「藤村の個性」
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