...彼女は利発な人で、いろいろなことをうまくできる...
...利発さは仕事の面接などで評価されることがある...
...彼は利発な商売人で、多くの利益を上げている...
...幼い頃から利発だったため、成績も優秀だった...
...利発な発想で問題を解決することができる...
...御利発とは少々申し兼ね候へども...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...年には増した利発な子じゃ...
芥川龍之介 「邪宗門」
...利発(りこう)らしい瞭然(はっきり)とした愉快(ゆかい)な眼付(めつき)...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...夫の頭を支配していたものは遠く牡鹿山の奥御殿に於ける情景であって、父の云い付けで餘儀(よぎ)なく娶(めと)った新妻に対しては、自分より七つ歳下の、一人の利発な、罪のない少女として傍観するより以上の気持になれなかったのである...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...その利発そうな顔...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...隅(すみ)がやや脹(ふく)れてる利発な逸楽的な口...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...改めてどうしよう――さすが利発な少年が...
中里介山 「大菩薩峠」
...下町娘らしい利発者でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...綺麗で利発なので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...利発な妹とであったのだ...
長谷川時雨 「議事堂炎上」
...素顔の伊代の方が利発そうで...
林芙美子 「帯広まで」
...男振(をとこぶり)にがみありて利発らしき眼(まな)ざし...
樋口一葉 「大つごもり」
...利発の人ではあり随分学者でもある...
樋口一葉 「十三夜」
...都乙女の利発には比((く))らぶべくも非らず...
樋口一葉 「雪の日」
...利発な顔が引き締まり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...利発で機転のきく脳細胞がもう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...彼らが生れつきの利発さにおいて又その正しさにおいて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そのたわけを家中の人が分別者利発人とほめる...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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