...彼女は利発な人で、いろいろなことをうまくできる...
...利発さは仕事の面接などで評価されることがある...
...彼は利発な商売人で、多くの利益を上げている...
...幼い頃から利発だったため、成績も優秀だった...
...利発な発想で問題を解決することができる...
...この利発(りはつ)らしい娘に違いなかった...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...初めて相手の男を利発な...
薄田泣菫 「茶話」
...利発(りこう)らしい瞭然(はっきり)とした愉快(ゆかい)な眼付(めつき)...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...いつしか色少し蒼(あお)ざめて髪黒々としとやかなる若き婦人(おんな)の利発らしき目をあげてつくづくとわが顔をながめつつ「いかがでございます?」というようなる心地(ここち)して武男が母は思わずもわななかれつ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...所が非常に利発らしいので...
豊島与志雄 「或る女の手記」
...きわめて怜悧(れいり)で利発だったので...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...私たちはまだ見なければならないものがたくさん残っていたので――哈利発(ハリハ)の墓...
野上豊一郎 「処女の木とアブ・サルガ」
...哈利発(ハリハ)オマルの派遣したアムル・イブン・エル・アジという猛将が攻め込んで来て...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...カイロ東郊の哈利発(ハリハ)の墓やマメリュクスの墓などの比較になるものではない...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...綺麗で利発なので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...只今も申し上げました通りほんとうに御利発で御聡明である上に...
浜尾四郎 「殺された天一坊」
...都乙女の利発には比((く))らぶべくも非らず...
樋口一葉 「雪の日」
...もともと利発の貴君様にその気づかひはあるまじきなれど...
樋口一葉 「ゆく雲」
...格別利発ともはげしいとも人は思ふまじ...
樋口一葉 「ゆく雲」
...利発です、頭もこまかい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...讃州さま(頼胤)は御利発ではあらせられるが...
山本周五郎 「新潮記」
...その娘がまたなかなかの別嬪(べっぴん)の利発もので...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...生来、利発な蘭丸は、凝然(ぎょうぜん)と坐りなおしていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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