...彼女は利発な人で、いろいろなことをうまくできる...
...利発さは仕事の面接などで評価されることがある...
...彼は利発な商売人で、多くの利益を上げている...
...幼い頃から利発だったため、成績も優秀だった...
...利発な発想で問題を解決することができる...
...なかなか利発な子だったので学校にあげた...
モオパッサン 秋田滋訳 「親ごころ」
...御利発とは少々申し兼ね候へども...
芥川龍之介 「糸女覚え書」
...年には増した利発な子じゃ...
芥川龍之介 「邪宗門」
...万吉郎のビッグ・アイデアとはどんなことであったろう?さすがに利発なヒルミ夫人だった...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...生国は越後で眼に一丁字もない無学文盲でしたけれども、性来の利発もの、お世辞はないが実直でなかなかたのもしい女でした...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...きっと利発ものにちがいない」とおほめになっていらっしゃいました...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...しかし『永代蔵』中の一節に或る利発な商人が商売に必要なあらゆる経済ニュースを蒐集し記録して「洛中の重宝(ちょうほう)」となったことを誌した中に...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...隅(すみ)がやや脹(ふく)れてる利発な逸楽的な口...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「あの若者は、利発じゃが、気をつけんといかん」綱手は、一々自分のことを指されているのだと感じた...
直木三十五 「南国太平記」
...離れにくい仲であろうが、よく聞きわけて、利発な子じゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...哈利発(ハリハ)オマルの派遣したアムル・イブン・エル・アジという猛将が攻め込んで来て...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...十世紀に入っては更にギリシア系の哈利発(ハリハ)ムイズの代官ガウハル将軍が宏大な城廓を築いて市街を整頓し...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...何て御利発な――」「ええ...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...素顔の伊代の方が利発そうで...
林芙美子 「帯広まで」
...利発の人ではあり随分学者でもある...
樋口一葉 「十三夜」
...讃州さま(頼胤)は御利発ではあらせられるが...
山本周五郎 「新潮記」
...その娘がまたなかなかの別嬪(べっぴん)の利発もので...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...生来、利発な蘭丸は、凝然(ぎょうぜん)と坐りなおしていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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