...ハキハキした利口な男が...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...これはたいそう利口ながちょうらしかった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「カシタンカ」
...利口な人間にはとうの昔からわかりきったこと...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...利口なところを見せないことには...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...わしらのような利口な人間は暖かい部屋に陣どって...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...それに御当人もなかなか利口な女(ひと)でございますから...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...いったいわたしは何をいっているのだ! ロマン派はいつだって利口なものに決まっている...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...なかなか利口なやり方だとなるのであろう...
豊島与志雄 「常識」
...今でもまだ利口な世帶持ちとしてみんなから尊敬されていたし...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...お利口な太夫さん...
直木三十五 「寺坂吉右衛門の逃亡」
...何事にも気のつく利口な女であった...
永井荷風 「申訳」
...利口なことにかけたら...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...なんというお前は利口な花なんだろう...
北條民雄 「すみれ」
...己にでも猩々にでも注意をひくということは利口なことじゃない...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...利口な男だったが大酒飲みのため...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...ほかならぬ利口なお前さんが真実に目をつむるなんて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...「ロシア人ってのは利口な連中だから...
R. マッケナ R. McKenna The Creative CAT 訳 「愛と月の犬」
...片市と松助の涎(よだれ)くりと三助とを評せしは大利口なり...
三木竹二 「両座の「山門」評」
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