...大野は矢ツ張り利口だ――自己の生活を確かめる爲めに...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...手前はなかなか利口だ」モレロはにこにこした...
海野十三 「恐竜島」
...學問があるとか金があるとか利口だとか言ふので無くほんとうに生きてゐる人達――さう言ふ人達はことに佐渡に澤山殘つてゐるのだから――さう言ふ人達が...
江南文三 「相川おけさ」
...自分の身を心配したほうが利口だぜ」「俺はあいにく...
高見順 「いやな感じ」
...お利口だったねえ...
太宰治 「冬の花火」
...当節あ利口だろうぜ」「ええ」深雪は...
直木三十五 「南国太平記」
...「君は赤ん坊に大根卸(だいこおろ)しを甞(な)めさしたそうだな」「ふむ」と主人は笑ったが「赤ん坊でも近頃の赤ん坊はなかなか利口だぜ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...どうしてどうして」「手前より利口だと解ったのかい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二人共恐ろしく利口だから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「それから?」「よく馴らせば、猿は利口だから、お勝手の桟(さん)や輪鍵位は外せますよ」「成程」伊藤治太夫はすっかり感心して居ります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...尤も敬吉どんは恐ろしく利口だから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自分は何度となく「お利口だ」といわれたことがある...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...驚くほどに利口だった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黒猫」
...テンプルさんは利口だし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...刑事が出立(しゅったつ)する頃には確実に居場所を突き止めてますよ」「シャボー君はお利口だ」シャボーが赤面しながら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...「うむ、よし/\、ゴメンと云へば何でするものか、うむ、Hは利口だ...
牧野信一 「余の倅に就いて」
...どうも君のほうが僕より利口だと...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...利口だと云って褒められて...
宮本百合子 「いとこ同志」
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