...手前はなかなか利口だ」モレロはにこにこした...
海野十三 「恐竜島」
...利口だったからこそ...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...お利口だったねえ...
太宰治 「冬の花火」
...恨みを含むにはあまりに利口だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しかし彼らはきわめて利口だったので...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...が子供は利口だ...
豊島与志雄 「女客一週間」
...「君は赤ん坊に大根卸(だいこおろ)しを甞(な)めさしたそうだな」「ふむ」と主人は笑ったが「赤ん坊でも近頃の赤ん坊はなかなか利口だぜ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...比較研究と云うんだ」「そう」と細君は利口だから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...どうしてどうして」「手前より利口だと解ったのかい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「それから?」「よく馴らせば、猿は利口だから、お勝手の桟(さん)や輪鍵位は外せますよ」「成程」伊藤治太夫はすっかり感心して居ります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あの女は恐ろしく利口だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...世の中の人達は『あの女は利口だ...
野村胡堂 「焔の中に歌う」
...利口だよ」そういううちにも...
火野葦平 「花と龍」
...『お前は利口だし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...刑事が出立(しゅったつ)する頃には確実に居場所を突き止めてますよ」「シャボー君はお利口だ」シャボーが赤面しながら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...自分が大へん利口だと思つたのです...
宮原晃一郎 「虹猫の話」
...利口だと云って褒められて...
宮本百合子 「いとこ同志」
...利口だとか又は可愛とかは思って居るのではないけれど...
宮本百合子 「栄蔵の死」
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