...一声負けたところで、利分は充分...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...利分は高利にて請取候...
直木三十五 「近藤勇と科学」
...たぶん先代総七が思いがけぬ利分や...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...内々武家方や町人へ金を廻して利分を取っているという噂もありますよ」勘助の説明で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...長い間共々に結構な利分を見て居たのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...長い間ともどもに結構な利分を見ていたのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...長崎に居る時分商(あきな)ひの利分(りぶん)のことから私の父親を殺し...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...莫大な利分をあげて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その利分は大したものでは無くとも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...利分も多かつたといふことでしたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...町人から利分を取るといふことは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...なんの利分(りぶん)もあるまい...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...見す見す莫大(ばくだい)な御利分があると御存じでありながら...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...おくにの利分になるように申立てるつもりであった...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...一ノ関の利分(りぶん)になるよう裁決した...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...甲斐はつねに一ノ関の利分(りぶん)になるように計らっているし...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「密約によって利分を受ける人々のなかに...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...寺池の利分になるようにしてもらいたい...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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