...別箇の場所で探してみた方が良いかもしれない...
...別箇の問題がある場合は、それぞれ個別に対処する必要がある...
...別箇の人物が関与している可能性がある...
...別箇の業務については、別の担当者が対応しています...
...別箇の時期に再度ご連絡いただけますでしょうか...
...結婚前の恋愛とは別箇のものである...
芥川龍之介 「恋愛と夫婦愛とを混同しては不可ぬ」
...ただそれぞれ別箇の適用性を有するのかも知れぬ...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...別箇の光景をこの室内に描き出したのである...
石川啄木 「雲は天才である」
...他の者の思いおよばぬ別箇の憤りと憂慮に痛んでいた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...しつかりとこの小天地の別箇の生活のうちに繋いでゐなければならぬ...
薄田泣菫 「独楽園」
...ここがあなたの生れたふるさとこの不思議な別箇の肉身を生んだ天地...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...別箇の問題として心に映じて来なければならない...
高村光太郎 「緑色の太陽」
...別箇の世界が展開せられている筈(はず)である...
太宰治 「フォスフォレッスセンス」
...東洋は東洋で別箇の乾坤を打開したであろうことは...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...別箇行動を取ることが多かった)四人は多聞通(たもんどおり)八丁目の電車道でタキシーを下り...
谷崎潤一郎 「細雪」
...全く別箇のものであることが容易に看取し得られるであらう...
平林初之輔 「商品としての近代小説」
...ルウ・メルテン及びチエルヌイシエーフスキーよりも別箇の解釈を下してゐるといふ事実である...
平林初之輔 「文学の本質について(二)」
...この小説の始まりのところでは全然別箇の世界に住んでゐる...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...薫はまた別箇の存在と見えて優美なふうで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...草木のように別箇の性向を帯びるとすれば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いまは別箇の信仰をいだいているけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかもその由来記はまた別箇の趣を具えていた...
柳田国男 「雪国の春」
...がそれは暫くのことで間もなく漸次に彼の怒りは辰子にでもなく三島にでもない全然それらとは別箇の...
横光利一 「悲しみの代價」
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