...別箇の場所で探してみた方が良いかもしれない...
...別箇の問題がある場合は、それぞれ個別に対処する必要がある...
...別箇の人物が関与している可能性がある...
...別箇の業務については、別の担当者が対応しています...
...別箇の時期に再度ご連絡いただけますでしょうか...
...別箇の光景をこの室内に描き出したのである...
石川啄木 「雲は天才である」
...この不思議な別箇の肉身を生んだ天地...
高村光太郎 「智恵子抄」
...ここがあなたの生れたふるさとこの不思議な別箇の肉身を生んだ天地...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...今それ国費を以て史書を編輯せしむるの可否は別箇の問題に属ししかしてかの重野某及その属僚が果して史家たるの能力を備ふるか否かは余の知らざる所従而(したがつて)その説く所の果して首肯すべきか否かは暫く論ぜず...
津田左右吉 「史論の流行」
...「俺は別だ」との最初の言葉が別箇の独語として心に残りました...
豊島与志雄 「椿の花の赤」
...戦争とは別箇のものだと...
林芙美子 「浮雲」
...全く別箇のものであることが容易に看取し得られるであらう...
平林初之輔 「商品としての近代小説」
...その価値は別箇の価値である...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...ルウ・メルテン及びチエルヌイシエーフスキーよりも別箇の解釈を下してゐるといふ事実である...
平林初之輔 「文学の本質について(二)」
...駿介という別箇のものをつくって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...段々別箇の観かたが出て来ました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...薫はまた別箇の存在と見えて優美なふうで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いまは別箇の信仰をいだいているけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...明確に別箇の分野を示すではないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...がそれは暫くのことで間もなく漸次に彼の怒りは辰子にでもなく三島にでもない全然それらとは別箇の...
横光利一 「悲しみの代價」
...仇討とか隱密とか別箇な目的をもつて歩いたそれも...
吉川英治 「折々の記」
...これを別箇に説き降(くだ)して...
吉川英治 「新書太閤記」
...または二つの別箇の価値をさえ有つならば...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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