...別箇の場所で探してみた方が良いかもしれない...
...別箇の問題がある場合は、それぞれ個別に対処する必要がある...
...別箇の人物が関与している可能性がある...
...別箇の業務については、別の担当者が対応しています...
...別箇の時期に再度ご連絡いただけますでしょうか...
...自由党もまた別箇に弾劾上奏案を提出した...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...しつかりとこの小天地の別箇の生活のうちに繋(つな)いでゐなければならぬ...
薄田泣菫 「侘助椿」
...この不思議な別箇の肉身を生んだ天地...
高村光太郎 「智恵子抄」
...別箇の世界が展開せられている筈(はず)である...
太宰治 「フォスフォレッスセンス」
...ようやくめいめいが別箇行動を取ることに定(き)めた...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...「俺は別だ」との最初の言葉が別箇の独語として心に残りました...
豊島与志雄 「椿の花の赤」
...ルウ・メルテン及びチエルヌイシエーフスキーよりも別箇の解釈を下してゐるといふ事実である...
平林初之輔 「文学の本質について(二)」
...全く別箇の落語と半分ずつ接ぎ合わせたまやかし物を自演として発表され...
正岡容 「我が圓朝研究」
...別箇の問題としましょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...おわかりになるでしょう? きちんと用を果す果さないとは全く別箇のことなのよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...段々別箇の観かたが出て来ました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...だから、私は全く別箇に、親切な友人たちの助力で、どうしてもいるものは、ともかく比較の上で安全の多いところへ移すことにして、疲れない程々にやって居ります、あなたの冬着を心配してそれ丈はどうやら一番がけにうつしましたが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...薫はまた別箇の存在と見えて優美なふうで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いまは別箇の信仰をいだいているけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかもその由来記はまた別箇の趣を具えていた...
柳田国男 「雪国の春」
...がそれは暫くのことで間もなく漸次に彼の怒りは辰子にでもなく三島にでもない全然それらとは別箇の...
横光利一 「悲しみの代價」
...これを別箇に説き降(くだ)して...
吉川英治 「新書太閤記」
...それはそうした皮膚や筋肉とはまったく別箇のものみたいにある絶倫(ぜつりん)な精力だった...
吉川英治 「新書太閤記」
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