...山椒と中国山椒は別種です...
...お化けのこわさとまったく別種のものとは考えられないのである...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...表現しても自己内心の真の詩とは別種の詩でないものが出来てしまうという事はある...
高村光太郎 「自分と詩との関係」
...色彩に於けるトオンと別種のものではない...
高村光太郎 「触覚の世界」
...別種の手剛(てごわ)い意地悪の夜叉(やしゃ)がいるのでございました...
太宰治 「男女同権」
...自分の頭にへばりついている我家の雑煮とは全く別種の食物としか思われなかったのである...
寺田寅彦 「新年雑俎」
...若し彼れに別種の隱謀奇策ありとせば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...若し彼れに別種の隠謀奇策ありとせば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...別種の勢力を有する所以亦此にあり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...別種の深い世界が描き出される...
豊島与志雄 「操守」
...両方共始から別種類の人間だから...
夏目漱石 「門」
...一つの活動から別種の活動へ急に推移することを...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...けっして別種の水仙ではない...
牧野富太郎 「植物知識」
...その身に特異の悪臭あり全く英人と別種なるよう触れ散らすを見ては...
南方熊楠 「十二支考」
...それほど人にはなれてゐる鉄は別種の犬とゆき合ふと...
室生犀星 「鉄の死」
...それはむしろ別種の人に関係することなのでございます)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...甲斐北巨摩(きたこま)郡鳳来寺(ほうらいじ)村大字教良石(きょうらいし)岩代岩瀬郡鏡石村大字久来石(くらいし)等に至ってはこれを別種の地名であるということができない...
柳田國男 「地名の研究」
...これに対しては右のごとき別種の手段が...
柳田国男 「山の人生」
...恐らく日本画は別種の道をたどったであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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