...山椒と中国山椒は別種です...
...別種の両文明の如き差異を生じて...
大隈重信 「日本の文明」
...決して別種の存在ではなかつたに違ひない...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...ごろつきウッドリはまったく別種の人間だが...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...其生涯は夐然別種なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...自分は一般の女よりも悪い者であるかあるいは別種の者であるかしらと...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...何とはなく別種の曲を聴く思ひあり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...勤王或いは別種の新勢力が取って代るべき時代が到来している...
中里介山 「大菩薩峠」
...そもそも実演童話と創作童話が全然別種なものでなければならぬ理由が肯(うなず)けないのである...
新美南吉 「童話における物語性の喪失」
...別種の美しさを持つた娘で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...例へば「軍隊」「僕等の親分」などのやうに詩の主想とスタイルとを異にして居る別種の者が混入して居り...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...(完)(大正三年七月、『太陽』二〇ノ九)(付)狼が人の子を育つること『淵鑑類函』四二九に〈『後周書』曰く、突厥(とっけつ)の先、匈奴の別種なり、隣国に破らるるところと為(な)る、その族に一小児あり、草沢中に棄つ、牝狼あり、肉を以てこれを飼う、長ずるに及んで狼と交合し、ついに孕(はら)めり〉、さすがは畜生、人の児を育て上げてその子を孕み、十子を産んだのが突厥狼種民の祖という...
南方熊楠 「十二支考」
...『大和本草(やまとほんぞう)』十六にこれ羊の別種で牛と形と相類せずと弁じ居る...
南方熊楠 「十二支考」
...そう云われたのとは全くそれは別種のこちらの気持に与えられるゆたかさね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...是に参与した別種の女たちの...
柳田国男 「木綿以前の事」
...夜更けて別種の旅人の...
柳田国男 「山の人生」
...別種の団体ならなるほど同時に二つ以上に属することができても...
矢部貞治 「政治学入門」
...たしかにまた別種の心理が自然と論理の中間に...
横光利一 「スフィンクス(覚書)」
...別種の芸術を見るつもりでパヴローヴァに対し...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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