...山椒と中国山椒は別種です...
...やせて悒鬱(ゆううつ)になった事から生じた別種の美――そう思って葉子がたよりにしていた美もそれはだんだん冴(さ)え増さって行く種類の美ではない事を気づかねばならなくなった...
有島武郎 「或る女」
...彼女は、それと鉄片で体を堅めているものとは、別種であり、少しは糸口が探し出せるはずだと思って、すぐ訊いてみた……「今のは何ごとだね?」「サア何でしょうか」彼は少し頭を上げて言った……「あの今の一騒ぎさ?」「あの先ほどの騒ぎ?」「戦争をしたんだろう?」彼女は仕方なく、自分で推測するより外なかった...
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」
...筑紫の宇佐八幡のそれは印度支那系統の別種の民族に屬するものと信じられるからである...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...五官のほかにある別種の官能の力が加わったかと思った...
田山花袋 「一兵卒」
...東洋は東洋で別種の文化が発達しているのは面白いといったような事を話したそうである...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...彼女の感傷性は別種なものであった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...別種の真剣さが籠っていた...
豊島与志雄 「秦の憂愁」
...詩文の興あれば食うもの口舌の外更に別種の味を生ず...
永井荷風 「砂糖」
...そこに全く別種の趣(おもむき)が出て来た...
夏目漱石 「明暗」
...兩方共(りやうはうとも)始(はじめ)から別種類(べつしゆるゐ)の人間(にんげん)だから...
夏目漱石 「門」
...或る特殊の別種であると言うことだけを...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...西洋のゼントルマンと根本的に別種である...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...主の居ない部屋を見守つてゐるのも別種の犯罪的好奇心などが伴つて――おゝ...
牧野信一 「風媒結婚」
...インドの野猪は日本や欧州のと別種だが...
南方熊楠 「十二支考」
...別種の団体ならなるほど同時に二つ以上に属することができても...
矢部貞治 「政治学入門」
...これは狂言方と云って能役者とは別種の...
夢野久作 「能とは何か」
...我国の講和委員たちが「資本家と労働者との関係が世界とはちがった別種の道徳の中に調和されている」と述べた所の我国にも発生して来ました...
与謝野晶子 「階級闘争の彼方へ」
...それと同じく能楽もまた伎楽とは全然別種のものであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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