...山椒と中国山椒は別種です...
...やせて悒鬱(ゆううつ)になった事から生じた別種の美――そう思って葉子がたよりにしていた美もそれはだんだん冴(さ)え増さって行く種類の美ではない事を気づかねばならなくなった...
有島武郎 「或る女」
...お化けのこわさとまったく別種のものとは考えられないのである...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...(もちにする杤は別種なりとぞ)楢(なら)の実も喰(くら)ふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...越後のとは一品(いつひん)別種(べつしゆ)なる物なりと...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...扨て更に別種の方面にぶつかつて見るとどうして/\世の中は判つたやうでまだなか/\判らなかつた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...人生の事相(じさう)おのづから別種の面目を呈露し來るを見る...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...それからほかの薬屋に行って別種の催眠剤を一箱買った...
太宰治 「姥捨」
...別種の人生を探し...
太宰治 「惜別」
...五官のほかにある別種の官能の力が加わったかと思った...
田山花袋 「一兵卒」
...弾性体でもない別種のものであって...
寺田寅彦 「自然界の縞模様」
...別種のファッショ的傾向が益々濃厚になったのではないか...
豊島与志雄 「文学の曇天」
...詩文の興あれば食うもの口舌の外更に別種の味を生ず...
永井荷風 「砂糖」
...時々別種の人間を偸(ぬす)み見るような好奇心をもって...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...詩人といふに遙かに別種の氣質に屬するかを感じさせる...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...支那の松は全く別種です...
牧野富太郎 「植物記」
...それはむしろ別種の人に関係することなのでございます)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...恐らく何か別種の言葉を用いてその思いを表出するであろうと思う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...別種の芸術を見るつもりでパヴローヴァに対し...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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