...言わば特別扱いを受けてきたのでもある...
犬田卯 「荒蕪地」
...帰還要員という特別扱いを受けていた...
梅崎春生 「狂い凧」
...衛生兵だけ特別扱いにするのは...
梅崎春生 「狂い凧」
...どこへ行っても別扱いです...
林不忘 「安重根」
...私が養女格で別扱いだもんだから...
徳田秋声 「縮図」
...半島出身者として特別扱いをしてると相手に思われたことが...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...加賀様だけは別扱いになって...
中里介山 「大菩薩峠」
...与八はこの家の別扱いの雇人となりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...それとかなり間隔を置いて別扱いの腫物(はれもの)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは全く特別扱いで...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...ダッシーの八田などは特別扱いだ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...かなり別扱いされていたに相違ない...
柳田国男 「故郷七十年」
...さては幼少な者を加えて特別扱いにすることをチャチベ・アブラボウズ・カワラケ・ナベコ・ヒデコ・ミズッコ・スボノコ・ロッパ等々...
柳田国男 「こども風土記」
...こういうのも別扱いであった...
柳田國男 「地名の研究」
...特別扱いにしたりする事にきめている...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...別扱いの自由が黙許されていたわけだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...キリスト教を特別扱いにしたというわけではないのであるが...
和辻哲郎 「鎖国」
...しかし信長の宣教師に対するこの特別扱いは...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索