...手紙を別封すると相手に届く前に誰かに開封されてしまう心配がない...
...この書類は別封して送るように指示された...
...別封で送っても郵送費は1通分で済む...
...この小包は別封して送ってください...
...明細書は別封で送りますので、お客様の住所をお知らせください...
...魯庵氏への紹介状別封差上候間御使可被下候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...さて別封(小説「葦切(よしきり)」)は佐瀬と申す男の書いたもので...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...七月十三日金虚子先生○明治四十一年七月二十三日(封書)拝啓 別封「花物語」は寅彦より送り越し候もの...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...別封宮寛(みやかん)と申す男より参り候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...本日別封書留にてお送りいたしました...
太宰治 「虚構の春」
...当社ではおたのみした記憶これ無く、不取敢(とりあえず)、別封にて御返送、お受取願い上ます...
太宰治 「虚構の春」
...別封の一通御覧、この人の心中察し給え...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...なかを出(いだ)せば落つる別封...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...チューメン駅には一行を転送する特別封緘列車が待っていた...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...私にも別封で来た...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...貴方の方から御注文であった本の目録は別封でお送りいたしましょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この間うちから一度かいて見たいと思っていることがあります、それは別封で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これは又別封でつづくのよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いつも別封にとおっしゃるのを思い出し別にいたします...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...別封に、彼へ宛てて、一書を認(したた)めておいたから、これを携えて、一度城中に彼を訪(と)い、彼、後藤基国をして、その主君別所長治によく利害を説かせ、大勢の帰するところを諭(さと)したなら、長治とて、よも鬼神(きじん)ではなし、かならず開悟(かいご)一転、城を開いて、和睦を乞うて来ようかと考えられる...
吉川英治 「新書太閤記」
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