...――別事なし――出て歩いても...
種田山頭火 「行乞記」
...――別事なし、つゝましくおだやかな元日であつた(それが私にはふさはしい)...
種田山頭火 「其中日記」
...帰来無別事雑草茫々浮塵寂々中国のよろしさありがたい人情六月五日曇...
種田山頭火 「旅日記」
...心に一事蓄へて口に別事を述ぶる者...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...しかし作品を発表してもらうことは別事である...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その両者はまったく別事であった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...まったく別事である……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それは別事ではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...妹はグレゴールに関する件の話合いでは両親に対して特別事情に明るい人間としての態度を取ることに慣れていたし...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...心は一事物から別事物へ進むことを決定されるかされないかのどちらかであるので...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...話が狂奔して別事に移るから...
二葉亭四迷 「露都雑記」
...全く別事である...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...魅力が恐怖と別事たるを証する...
南方熊楠 「十二支考」
...官道の通過というような特別事由がなければ...
柳田國男 「地名の研究」
...その根源が我々を引くということとは別事である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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