...別の肴を見繕ってよ...
泉鏡花 「浮舟」
...別の穴へまよいこんでしまったんだからね...
江戸川乱歩 「大金塊」
...外来の見舞客には特別の食堂があり...
滝沢敬一 「ブイヨン・ドンゾール」
...それ自身としては格別のものでもない軸物の何処が調和するのかと云えば...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...或いは何か別の条件を持ち出すようだったら...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...また別の時、わたしは若き民主主義者として、父の面前で、とうとうと自由を論じ始めたことがある(父はその日は、わたしの当時の言い方でいうと「優し」かった...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...そして実にこの原因は私が説明したのとは別のものであることができない...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...扉(とびら)のそばの別のテーブルの上にのせて取って置かれた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...御主人は別の家(うち)よ...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...このお内儀さんは別の人なんでございましょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...「念仏申すにはまたく別の様なし...
中里介山 「法然行伝」
...また何か別の話が出て来ることであろう...
中谷宇吉郎 「老齢学」
...それの獨立性乃至優越性を徹底せしむべく特別の努力を試みねばならぬであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...ほんとうに深尾みな子という別の女を知っているのです...
平林初之輔 「秘密」
...そこなる姫御寮より餞別の酒を賜り...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...別の作品のなかで同じひとが今度はどんな演技をしているか...
宮本百合子 「女の歴史」
...――康継は別の盃を取りながら...
山本周五郎 「落ち梅記」
...まず下調べ程度のものが作れたらと考えております」「然しそこもとの多忙なからだでどうしてこんなむつかしいことを始める気になったのだ」「それはこの表に一例を書いてみましたが」三右衛門はそう云って別の書冊をひらいた...
山本周五郎 「日本婦道記」
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