...別にすることもなかったが...
徳田秋声 「縮図」
...適当に(どういうことに対して適当にであるかは別にする)加工して...
戸坂潤 「科学論」
...罪名を別にするしないという件で...
戸坂潤 「社会時評」
...科学の論理的機構が民族々々によって通用する範囲を別にするということだ...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...アントワープの町は何だったというのでしょうか?波止場(はとば)で商売をする商人を別にすると...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...これは天子に關するものを別にする尊王心から出たが...
内藤湖南 「支那目録學」
...いったい何をして暮してるかね」「何って別にする事もないでしょうよ」こう散漫に答えた津田は...
夏目漱石 「明暗」
...散文の情操と性質を別にする...
萩原朔太郎 「青猫」
...政府のみひとりその方向を別にするを得べきか...
福沢諭吉 「学者安心論」
...せめて新夫婦が竈(かまど)を別にする丈けは我輩の飽くまでも主張する所なり...
福沢諭吉 「新女大学」
...犀星氏の「弄獅子」を別にすると...
牧野信一 「浪曼的月評」
...各農家別にすると...
宮本百合子 「新しきシベリアを横切る」
...自分だけ自分で運んで朝は別にするかもしれないわ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...別にすると、なぜ別にする、なぜごちゃごちゃにして置かないかと云う疑問が起る...
森鴎外 「かのように」
...さりとて飛び出して竈を別にするほども疎遠ならず...
柳田国男 「雪国の春」
...寝床は暫(しばら)く別にする...
山本周五郎 「竹柏記」
...それとおんなじに気保養をする処も別にするんだ...
夢野久作 「暗黒公使」
...それに別にする事もなかつたので...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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