...別にすることなく暮していました...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...民族学のことはしばらく別にするも...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...別にすることもなく...
太宰治 「花燭」
...別にすることもなかったが...
徳田秋声 「縮図」
...それだけそのさし当りの社会的機能を別にするのである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...またシャンヴルリー街につけられてる狭い切れ目を別にすると...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...アントワープの町は何だったというのでしょうか?波止場(はとば)で商売をする商人を別にすると...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...日本の反別にすると...
中谷宇吉郎 「コロラド通信」
...散文の情操と性質を別にする...
萩原朔太郎 「青猫」
...なぜならば彼等の意識する美は――即ち彼等の趣味は――始から互にその特色を別にする...
萩原朔太郎 「青猫」
...本質的にその「美」の對象を別にする...
萩原朔太郎 「青猫」
...理念を異にし気質を別にするところの人々が居る...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...精神を別にするものがあるように思われる...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...せめて新夫婦が竈(かまど)を別にする丈けは我輩の飽くまでも主張する所なり...
福沢諭吉 「新女大学」
...このしるしを別にすると...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...わたしは触覚を別にする...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...政治と宗教は次元を別にするものであり...
矢部貞治 「政治学入門」
...寝床は暫(しばら)く別にする...
山本周五郎 「竹柏記」
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