...赤黄青緑の服色を別つ...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...これを続々刊行してなるべく広く知識を全国に別つ――これは迂遠(うえん)なことのようであるが...
大隈重信 「吾人の文明運動」
...子供はそれに食を別つことを慰みにせしが...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...八長々と述べて來たことを要約すれば全體を二つの部分に別つことが出來る...
橘樸 「支那を識るの途」
...一切合切区別つかなくなってしまいました...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...もう私達の云ふことは別つてゐるだらうから...
田中貢太郎 「蟇の血」
...畦を踏み行く*兩牛を別つはひとり琢かれし 705頸木あるのみ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...棒頭上に機宜を別つ...
直木三十五 「南国太平記」
...困ったものだよ副将軍と言われるお人が一国さて置き半国ばかりの政事ができぬか家来は不服で四方に分散お前もまことに摺古木野郎(すりこぎやろう)だ高を差出し十万余りの賄(まかな)い貰って引込み思案が相当だんベエチャカポコ チャカポコチャカポコ チャカポコそれはさて置きゾロゾロいなさる閣老参政その他の役人分別ついたか因循姑息(いんじゅんこそく)も時によります歌舞伎芝居の上使の壱岐さん田舎(いなか)ざむらい...
中里介山 「大菩薩峠」
...僕と千代子と永久に手を別つべき談判の第一節を予期していたのである...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...詩と他の文学とを形式上で別つものは...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...精確にこれまでが蜥蜴類これからが蛇と別つ事はならぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...インドで女をその身の香臭で四等に別つ...
南方熊楠 「十二支考」
...ギニー・ファウル(ホロホロ鳥)等と別つ...
南方熊楠 「十二支考」
...茶字を署して別つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...其五色を別つて二十五人とする...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...變遷と云ふことを Mueller は二つに別つてをりまして...
森鴎外 「假名遣意見」
...袖を別つことを宣した...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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