...女の頭髪が男のと区別つかぬ程こんがらかっている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...赤黄青緑の服色を別つ...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...八長々と述べて來たことを要約すれば全體を二つの部分に別つことが出來る...
橘樸 「支那を識るの途」
...一切合切区別つかなくなってしまいました...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...もう私達の云ふことは別つてゐるだらうから...
田中貢太郎 「蟇の血」
...更にそれを幾種類に別つことが出来る...
田山録弥 「解脱非解脱」
...強く風吹くに乘じて穀物と糠とをふるひ別つとき...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...畦を踏み行く*兩牛を別つはひとり琢かれし 705頸木あるのみ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...ただあそこで吾々とジードとの物の感じ方を別つものは...
戸坂潤 「読書法」
...物品そのものの貴賤(きせん)の程度はさらに分別つかぬが...
新渡戸稲造 「自警録」
...そもそも東西を別つ標準は何にあるかと質(ただ)せば...
新渡戸稲造 「東西相触れて」
...獵に出る友人らと袂を別つて...
堀辰雄 「ゲエテの「冬のハルツに旅す」」
...郭いわくようやく炬を益せばすなわち別つべしとありて...
南方熊楠 「十二支考」
...ギニー・ファウル(ホロホロ鳥)等と別つ...
南方熊楠 「十二支考」
...野猪を別つはくだくだしいが...
南方熊楠 「十二支考」
...おっ母アが分別つけてやってきてくれたものと思っていた……」口元に浮いていた微笑が消えて...
矢田津世子 「反逆」
...袖を別つことを宣した...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...またその内に五宗を別つごときは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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