...別々な人が話をしているように思われる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...先生御自身ではお気がおつきにならないかもしれませんけれども――或はまた先生はうまくそれに調和がとれてゐるつもりでお出になるのかもしれませんけれども――それが別々に孤立してゐるやうに思はれます...
伊藤野枝 「S先生に」
...別々の事件として新聞に並べて書きたてられた...
海野十三 「火星兵団」
...別々の行動をとることになった...
海野十三 「空襲葬送曲」
...生徒一人一人を別々に勝手に働かせることが第一に必要な条件である...
丘浅次郎 「理科教育の根底」
...別々に働かせたりしてはならない...
薄田泣菫 「久米の仙人」
...たとえばある基音に対して長三度の音と短三度の音とを二つ別々に相当な時間を隔てて聞いたのではどちらでも全く同じ心持ちしか起こらない...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...何か飛んでもない言葉を吐き出させようとかかっているのだ! われわれはお互いに……お互いに別々の世界に住む人間なんです...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...別々な個体であることが悲しく...
豊島与志雄 「道標」
...別々の物体になって...
豊島与志雄 「女客一週間」
...破壊と建設とを別々なものとする観方は...
豊島与志雄 「波多野邸」
...これらが別々に循環するとは考え難い(この区別はバビロニア人の血液の生命学説において昼の血液と夜の血液を区別するのに対応する)...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...出合茶屋へ入ったのは、二人別々、それも昼は過ぎていたというじゃないか」「二人はブラブラ歩いておりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その時衣川は左右別々の下駄を穿いていたというのです...
松本泰 「秘められたる挿話」
...三人は別々な想いに耽りながら...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...君の国家に対する誠実や芸術に対する良心などと別々なもので無いようにしたまえ...
三好十郎 「俳優への手紙」
...遠く離れて別々のものなのです」こう言って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...みんな別々の人間のペンネームかと思っていた...
夢野久作 「怪青年モセイ」
便利!手書き漢字入力検索