...その次に彼だと判定される男に会ったのはその夜の午前一時から二時の間――もちろん日附から云えば三月三十日だったが――...
海野十三 「深夜の市長」
...庭番の男が主人と執事を殺して逃げ去ったものと判定される...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...初めて逆にその論理的な是非を溯源して判定されることになる...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...判定される外ないということになるのである...
戸坂潤 「技術の哲学」
...人間という主観がもつ処の理論の客観性が判定される...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...それが「人心を惑乱し軍秩を紊乱しまたは財界を攪乱する目的」で治安を妨害するらしいと判定されるかも知れない...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...生物学によって判定されるべきではなくて...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...吾々から見て文化の蹂躙と判定されるという経緯が...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...その社屋・記者・部数・内容の量質・其の他からそう判定されることは必ずしも誤ってはいないだろう...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...衣類を悉(ことごと)くり取られて竟(つい)に立って歩けなくなった方が負と判定されるようである...
中島敦 「南島譚」
...人間の能力と機能によって真偽を判定されるからである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...それの支配は判定されるのでない...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...その実践的帰結によって判定される...
三木清 「哲学入門」
...判斷といふのは價値判斷によつて初めて眞僞が判定されるところの純理論的な表象結合である...
三木清 「認識論」
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