...彼女は赤外線も赤い色も判別する力はない...
海野十三 「赤外線男」
...その穴になつた數字はかういふ數字であらねばならぬと判別する...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...前後の關係から推理によつて正確に判別することができる...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...前後の関係から推理によって正確に判別することができる...
佐野昌一 「虫喰い算大会」
...(明治四十一年七月四日『東京朝日新聞』)八十七死産児の鑑定法嬰児の死体を検してこれが果して本当に死んで後分娩されたかあるいは出産後死亡したかという事を容易に判別する新法が近頃仏国学士院の報告に発表された...
寺田寅彦 「話の種」
...利害を判別する理性の目が曇ったからでもあったが...
徳田秋声 「仮装人物」
...膚肉が腐爛しては容易に判別することが出来ぬ...
中山太郎 「屍体と民俗」
...如何にしてその溺死体の甲乙を判別するかと云うに...
中山太郎 「屍体と民俗」
...正しくどこにあるかを判別するところにある...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...ミショノー嬢は徒刑囚の刻印を判別するために必要な水薬を要求した...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...いかなる基準によって真実の足跡を判別するべきか? 確かめる術はない...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...明確には判別することができなかつたところに』原因があると主張されるのだ...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...真を偽から判別するたよりも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...判別することができるといっている...
柳田国男 「山の人生」
...それら内容物を判別することもたやすくはなかった...
山本周五郎 「季節のない街」
...しんじつ微笑したのかどうかを判別するのは...
山本周五郎 「季節のない街」
...六兵衛の眼にすぐそれと判別することができた...
山本周五郎 「ひとごろし」
...その知識人をもって誇りとする彼が何事を判別するにせよ...
吉川英治 「新書太閤記」
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