...判この押してない紙屑みたいに見えたかもしれない...
高田保 「貸家を探す話」
...箱の中に細い紐で結えてぶら下がっている判こを帳面に押して...
壺井栄 「大根の葉」
...そのような批判こそ反省の別の名に他ならないであろう...
戸坂潤 「科学方法論」
...――だが新聞に対するこうした批判こそが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...そして宗教批判こそは氏の得意の壇場なのである...
戸坂潤 「読書法」
...この意味に於て最も具体的な批判こそ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...大衆側の批判こそこの所謂流言蜚語だったからである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...峻厳な批判こそ真に人を救うものである...
豊島与志雄 「月評をして」
...天下をして彼らの批判こそ最終最上の権威あるものとの誤解を抱かしむるのは...
夏目漱石 「文芸委員は何をするか」
...判こで捺(お)したやうに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...判こで捺(お)したように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...終りに判こまで捺(お)してあるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...判このかはりに爪印ではどうかと尋ねてゐる子供のことを考へると...
林芙美子 「子供たち」
...帳面に受取りの判こを貰って...
林芙美子 「新版 放浪記」
...自分への批判こそ一人一人の女を育て培いながら...
宮本百合子 「女の歴史」
...隣家の判こ屋の末娘と...
矢田津世子 「凍雲」
...自らで判こうとする...
柳宗悦 「民藝四十年」
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