...「初音ミクは有名なバーチャルシンガーだ...
...「初音誕生日おめでとう!」...
...「あの子は初音派だって言ってたよ...
...「初音って曲知ってる?」...
...「初音のコンサートに行ったことがある...
...初音と題しました...
上村松園 「画筆に生きる五十年」
...わたくしのあと継ぎの松篁が行っている初音小学校の校長先生が...
上村松園 「税所敦子孝養図」
...小石川の初音亭と東京中の主な寄席は大概知らぬ處が無い位に小光の跡を追うて出掛ける...
高濱虚子 「俳諧師」
...「初音」という言葉はよく鶯に関連して用いられる言葉であります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...その喜びは客として――和歌ほどに重きをおかないで――その初音を啼く時の目に見た形の客観的描写を主としております...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...初音の鼓(つづみ)は静御前の遺物とあるだけで...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...いまだに初音の鼓のことをなぜか気にかけているのである...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...ほんとうに初音の鼓に惹き寄(よ)せられてこの吉野まで来たようなものなんだよ」と...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...私には初音だつた...
種田山頭火 「其中日記」
...いつぞや初音を試みたなり默つてしまつた蟋蟀は...
永井荷風 「蟲の聲」
...初音屋と呼ばれた人情噺の柳朝(春風亭・三代目)と馬楽と自分と三人でひと晩遊びに行ったが...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...年月をまつに引かれて経(ふ)る人に今日(けふ)鶯の初音(はつね)聞かせよ「音せぬ里の」(今日だにも初音聞かせよ鶯の音せぬ里は住むかひもなし)と書かれてあるのを読んで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...髪には忠利に拝領した名香初音(はつね)を焚(た)き込めた...
森鴎外 「阿部一族」
...初音の濁るのが説明しにくいであろう...
柳田國男 「地名の研究」
...そのほか蠣殻町の初音...
山本笑月 「明治世相百話」
...「本には初音町となつてゐる...
横光利一 「汚ない家」
...片言(かたこと)の初音(はつね)の声は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...横浜初音町の辺で開業していた漢方医の吉益(よします)某の媒人(なこうど)で...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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