...初雪が降ったので、冬が来たと感じる...
...今年の初雪はいつになるか楽しみだ...
...山に登る前には、初雪の情報を確認した方がいい...
...初雪の季節には、温かい蕎麦が美味しい...
...初雪の日には、新しいカメラで写真を撮りに行きたい...
...それは初雪のどんどん降りしきる夜の事だった...
有島武郎 「小さき者へ」
...山の麓にいて初雪を見たことは...
石川欣一 「可愛い山」
...見る対象としての山の最も好もしいのは初雪の頃である...
石川欣一 「可愛い山」
...お雪は五年前の初雪の朝に生れた...
石川啄木 「散文詩」
...十月末の初雪の朝に...
石川啄木 「散文詩」
...百舌鳥におこされて初雪茶の花やけさの初雪の・寒い身のまはりをかたづける街は師走の...
種田山頭火 「其中日記」
...富士の頂きに初雪を見る頃になつて...
近松秋江 「伊賀、伊勢路」
...すぐに初雪や犬の足跡梅の花位の事は吟咏(くちずさ)みます...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...ぱらぱらと霰(みぞれ)まじりに初雪が降った...
中谷宇吉郎 「雪三題」
...昨年の今頃は、終戦後の混乱からまだ抜けきれず、それに食糧の不安も深刻で、初雪を見ても、あまり感慨も湧かなかった...
中谷宇吉郎 「雪三題」
...『初雪』という御乗馬の尻尾を...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...紐育に初雪が降ると...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...配り足らぬとは初雪を擬人法にしてさういふなり...
正岡子規 「俳諧大要」
...その土地に降った初雪のしらせがあった...
「今朝の雪」
...最初雪解(ゆきどけ)のした跡で...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...東頸城(ひがしくびき)の松之山から魚沼(うおぬま)郡の奥山里かけて毎年初雪に先だって家々の外面に長い竹竿を立ておいた...
柳田國男 「地名の研究」
...この二月の初めの土曜日が初雪で...
柳田国男 「雪国の春」
...宮を初雪見参の夜に...
吉川英治 「私本太平記」
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