...初見の人には分かりづらいかもしれないです...
...この問題に初見で取り組むのは難しいでしょう...
...初見の場合は説明書をよく読んでから使ってください...
...あの人は初見でもすぐに理解する優れた能力を持っています...
...初見ではどれを選べばいいか迷ってしまいました...
...最初見たときには記録するのに多忙を極めた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...初見世ふうにして売ろうとしているのだ...
高見順 「いやな感じ」
...眩(まぶ)しい洋燈(らんぷ)の光に初見の顔が三つ四つ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...彼が最初見たパリーの芸術家や当世人などの間では...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...今日の韓非子の最初にある初見秦篇には...
内藤湖南 「支那目録學」
...所信を曲げん以上、他所の山のことへまで、口は出せんが、斉彬を苦しめることは、ようないことで、ござるのう」牧は、誰に、云われるよりも、この初見の僧に、こう云われることが、辛かった...
直木三十五 「南国太平記」
...最初見た時は、大将の一人が十余人を従えて、馬で乗りつけて来たようでしたが、今は馬をば多分その辺に乗捨てて置いて、大将も同勢と共に徒歩(かち)になって、粛々とここまで練って来ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの稼(かせ)ぎ屋連に最初見つかった日にゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかし自分の著作について初見(しょけん)の人から賛辞(さんじ)ばかり受けているのは...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...初見の人を眺める...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...――二人はその空家を垣の中途から最初見たときふと彼等の心に浮んだ或る考えをいつか忘れてしまったかのように...
堀辰雄 「あいびき」
...私も最初見た時から...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...関孝和の『伏題』に初見のいわゆる維乗法は西洋数学の行列式に当たり...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...自分は屡々初見の人に紹介される時「例の廢嫡問題の」といふ聞くも忌(いま)はしい言葉を自分の姓名の上に附加された...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...最初見習職工に志願するんだよ...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...初見参の拳闘と西洋相撲花相撲へ加わった米人の大関拳闘が初めて日本へ来たのは明治二十年の春...
山本笑月 「明治世相百話」
...おことばに甘えて初見参(ういげんざん)のお引出(ひきで)もの...
吉川英治 「神州天馬侠」
...初見の妓(おんな)に強(きつ)うもてなされ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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