...初見の人には分かりづらいかもしれないです...
...この問題に初見で取り組むのは難しいでしょう...
...初見の場合は説明書をよく読んでから使ってください...
...あの人は初見でもすぐに理解する優れた能力を持っています...
...初見ではどれを選べばいいか迷ってしまいました...
...そして一洵老に初見参したことは忘れてゐない...
種田山頭火 「一草庵日記」
...「初見では、子どものいたずら描きのようにも見える...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...眩(まぶ)しい洋燈(らんぷ)の光に初見の顔が三つ四つ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...彼が最初見たものよりずっと幼稚になってしまった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...今日の韓非子の最初にある初見秦篇には...
内藤湖南 「支那目録學」
...この作中に於ては初見参の名前ですから……だが...
中里介山 「大菩薩峠」
...最初見た神を見た...
中原中也 「我が生活」
...私にはまったく初見初聞のもので...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...普通初見(しょけん)の人が挨拶(あいさつ)に用いる「ですか」とか...
夏目漱石 「道草」
...ウィーンを出発して翌年正月ロンドンに初見参(はつけんざん)をした...
野村胡堂 「楽聖物語」
...初見の人を眺める...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...――二人はその空家を坂の中途から最初見たときふと彼等の心に浮んだ或る考へをいつか忘れてしまつたかのやうに...
堀辰雄 「あひびき」
...――二人はその空家を垣の中途から最初見たときふと彼等の心に浮んだ或る考えをいつか忘れてしまったかのように...
堀辰雄 「あいびき」
...関孝和の『伏題』に初見のいわゆる維乗法は西洋数学の行列式に当たり...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...最初見習職工に志願するんだよ...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...十五日にはてっちゃん御夫妻が初見参です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...初見(しょけん)の拝(はい)をしながら...
吉川英治 「新・水滸伝」
...しかも最初見た時から並々ならぬ美人だと思ったとおり繊妍(せんけん)たる容姿楚々たる風姿...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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