...初見の人には分かりづらいかもしれないです...
...この問題に初見で取り組むのは難しいでしょう...
...初見の場合は説明書をよく読んでから使ってください...
...あの人は初見でもすぐに理解する優れた能力を持っています...
...初見ではどれを選べばいいか迷ってしまいました...
...いそいそとうまれの里(さと)へ初見舞...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...初見世ふうにして売ろうとしているのだ...
高見順 「いやな感じ」
...「初見世か」「クララさん」と女は呼んだ...
高見順 「いやな感じ」
...「初見では、子どものいたずら描きのようにも見える...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...最初見たとおりに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...第一、初見秦篇には、彼の死後のことまであつて怪しいところがある...
内藤湖南 「支那目録學」
...殊に店主の初見氏が白山芸者数名を余興として寄附されたのも深く感謝する所である...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...最初見物の群集は静に道の両側に立って芸者の行列の来るのを待っていたが...
永井荷風 「花火」
...何という鮮やかな色でしょう」竜之助が最初見た時と...
中里介山 「大菩薩峠」
...この作中に於ては初見参の名前ですから……だが...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかし自分の著作について初見(しょけん)の人から賛辞(さんじ)ばかり受けているのは...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...『しかしその怪物は一体どこにいるんだろう?』僕がさっき言ったように、最初見た時には、切立ったような高い山の間にある、どの谷間にも峡谷にも、別に目立ったものは何も見つかりませんでした...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...――二人はその空家を垣の中途から最初見たときふと彼等の心に浮んだ或る考えをいつか忘れてしまったかのように...
堀辰雄 「あいびき」
...蘭軒の春水に於けるは初見であるが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蘭軒は前年初見の時の同行者として...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...この松絵の大捏鉢を私が最初見初めたのは...
柳宗悦 「京都の朝市」
...初見参の拳闘と西洋相撲花相撲へ加わった米人の大関拳闘が初めて日本へ来たのは明治二十年の春...
山本笑月 「明治世相百話」
...最初見たときに歎声を発した人々も十分とは見ていない...
横光利一 「欧洲紀行」
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