...北越雪譜初編巻之上 終北越雪譜初編 巻之中越後塩沢鈴木牧之 編撰江戸京山人百樹 刪定○雪頽(なだれ)人に災(わざはひ)す我(わが)住(すむ)魚沼郡(うをぬまこほり)の内にて雪頽(なだれ)の為(ため)に非命(ひめい)の死(し)をなしたる事...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...北越雪譜初編之梓一挙シテ販ス二七百余部ヲ一刷板装本至ルレ不ルニ二暇給一故二編ノ刻発兌当ニレ有レ近矣...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...已(すで)に初編に載(のせ)たるも事の異(こと)なるは不舎(すてず)して之(これ)を録(ろく)す...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...○ 雪の正月初編にもいへる如く我国の雪は鵞毛(がまう)をなすは稀(まれ)なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...又童(わらべ)のあそびに雪(いき)ン堂(だう)といふあり、初編にいだせり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...此奇状(きじやう)奇事(きじ)已(すで)に初編にもいへり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...初編(しよへん)にもいへるが如く...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...(御機屋の事初編に委しく記せり)手を停(とゞ)め居(を)れば日限に後(おく)る...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...天保六年に北越雪譜の初編を刊行し...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...北越雪譜の著作北越雪譜は、初編上中下三冊、二編春夏秋冬四冊都合七冊から成つてゐる、翁は三編以下も編述するつもりであつたことは、二編に載つてゐる京山の序文からも窺はれるが、翁は遂にその志を果さずして逝かれたのだ、雪譜の初編の上巻は天保六年の刊行で、下巻は七年九月の発兌である、発行の書肆は江戸文渓堂であつた、翁は稿本の刪作を山東京山に依頼し、挿画は翁が自筆のものを京山の子の京水が画き直したものだと云ふ、又雪譜の二編の春の巻は天保十一年に刊行し、冬の巻は天保十三年に発行した、板元は初編のときと同様である、明治の初年に多少の刪補を加へたものが東京市麻布区飯倉五丁目の山口屋書店より出版になつてゐる、本文庫に収むるものは天保の初版に拠れるものである、只巻中俗字を用ゐてあるを少しく正し、二之巻とあつたり巻之二とあつたりするのを一つに統一した、その他は全く原著の忠実なる翻刻である、尤も巻中にある句読点は皆な新たに附けたものである...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...初編だけ刊行されたが八百頁の大冊である...
寺田寅彦 「話の種」
...所謂先秦の古書は其の最初編成されてより以後...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...人は同等なること初編の首(はじめ)に...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...すなわち初編の首(はじめ)に言える万人同じ位とはこのことなり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...初編より二編三編までも勉(つと)めて俗語を用い文章を読みやすくするを趣意となしたりしが...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...この書の初編より人民同権の説を主張し...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...浜野氏所蔵の「朴斎詩鈔初編」に拠るに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「初編は紀元二千五百三十四年四月...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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