...もちろん初期には幾多の余震をまぬがれないであろうが...
石原莞爾 「最終戦争論」
...初期にはこの方法が最も多く使われた...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...中学時代の初期には「椿説弓張月(ちんせつゆみはりづき)」や「八犬伝(はっけんでん)」などを読んだ...
寺田寅彦 「読書の今昔」
...物理学発達の初期には物理学者の見方はまだそれほど世人と離れていなかった...
寺田寅彦 「物理学と感覚」
...初期にはフリント石(火打石)...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...江戸の初期には武士もたしなんだと言われるくらい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...江戸の初期には武士もたしなんだと言はれる位...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平安朝に入ってもその初期には区別があります)...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...和算の初期には立積と面積と長さとその平方根とを加減してどうするなどいうような妙な問題もあって...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...徳川幕府の初期には...
南方熊楠 「十二支考」
...谷崎潤一郎が初期には具体的感覚的文章を書いたが最近は抽象的...
宮本百合子 「芸術が必要とする科学」
...呉州の材料が珍重なものであった初期には...
柳宗悦 「工藝の道」
...他の人々も初期にはみなこの句風にかぶれている...
柳田国男 「木綿以前の事」
...いかにも江戸の初期には方々の田舎(いなか)にあって...
柳田国男 「木綿以前の事」
...だが物価の安い明治初期にはこれでも相当魅力があって...
山本笑月 「明治世相百話」
...明治の初期には相当現われた...
山本笑月 「明治世相百話」
...徒弟初期には無い約束だったから...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...父が桟橋会社経営の初期には...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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