...初月(しよげつ)を想ひ...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...予等は梅花の一弁にも、鶴を想ひ、初月を想ひ、空山を想ひ、野水を想ひ、断角を想ひ、書燈を想ひ、脩竹を想ひ、清霜を想ひ、羅浮を想ひ、仙妃を想ひ、林処士の風流を想はざる能はず...
芥川龍之介 「梅花に対する感情」
...初月波中上(勿論日本風に読むのである)何遜(かそん)明月の波の中より上りけり 子規単に内容に即すれば...
芥川龍之介 「発句私見」
...右の眼は初月(みかづき)のような半眼(はんがん)...
田中貢太郎 「お化の面」
...唐詩の繊々初月上鴉黄という句なのであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...初月そのものを形容する漢字はないといってもよいくらいです...
中里介山 「大菩薩峠」
...この「繊々初月上鴉黄」という一句が...
中里介山 「大菩薩峠」
...「繊々たる初月」ということには何の異議もないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...「繊々たる初月」というのも自然の夕空の新月のことではなくして...
中里介山 「大菩薩峠」
...繊々(せんせん)たる初月...
中里介山 「大菩薩峠」
...胸の中に「繊々たる初月...
中里介山 「大菩薩峠」
...其期自元旦日始、至三初月三日止、各村輪次而舞、或全堂(一日)或半堂(半日)皆有定例、迎獅子神者、必斎戒茹素、格誠格敬、無敢稍怠、舞獅子之人、率本地祠丁、平日被役於人、独此日儼然尊大、一若渠即獅子神也...
中山太郎 「獅子舞雑考」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??