...今年の初旬は寒かった...
...彼女は初旬にパリに行く予定だ...
...来月初旬に彼女が帰ってくる...
...初旬には仕事が忙しい...
...初旬の頃は桜が見事だ...
...三月初旬なりしが...
石井研堂 「釣好隠居の懺悔」
...「一九一四年七月初旬...
石原莞爾 「戦争史大観」
...余今年(こんねん)の本稼(ほんかせ)ぎは実に六月初旬よりなれば目下その方の準備で仲々忙しい...
相馬泰三 「新らしき祖先」
...十一月初旬(はじめ)の日は...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...「吉田東洋傳」に見える引用文では九月初旬まで昌造の名が出てくるが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...物憂い五体を提げ、思い切って私が、この離れ難ない山居に別れを告げたのは、はや四月の初旬...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...九月号のために八月初旬送らねばならず...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...十一月初旬のしぐれは日を追うて霙となつてそして美しい雪となり山や野や街や家家を包んだ...
室生犀星 「抒情小曲集」
...会は五月初旬京城において開かれるはずである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...十月初旬に仰せ付けられたのであるが...
山本周五郎 「思い違い物語」
...九州帝国大学医学部精神病学教授斎藤寿八氏自室気付面黒楼万児宛┌───┐│ │└───┘地球表面は狂人の一大解放治療場九州帝国大学正木敬之氏談精神病科教室去る三月初旬以来...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...四承応元年六月初旬(はじめ)の暁(あけ)がた...
吉川英治 「剣難女難」
...八月初旬...
吉川英治 「新書太閤記」
...左馬允は、月の初旬、浜松へ出発し、十日頃に帰って来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...わしは甲斐(かい)信濃(しなの)の旅へ立つであろう」十二月の初旬...
吉川英治 「新書太閤記」
...七月もまだ初旬なので...
若杉鳥子 「独り旅」
...一番多かった十月初旬の頃で四五百人どまりであった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...十月初旬でも其処等の山中はもう充分に寒かった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
便利!手書き漢字入力検索