例文・使い方一覧でみる「初夜」の意味
スポンサーリンク...彼女は初夜に痛みを感じた... 
...結婚式の初夜は特別な時間だ...
...初夜の記憶を忘れたくて、酒を飲むことにした...
...初夜のとき、夫は私を優しく導いてくれた...
...初夜に何が起こるか心配だったが、優しい先輩たちが支えてくれた...
...灯（ひ）は光なくただ赤くばかり見える初夜になる...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...初夜過ぎに一度どっと大降りになって...
泉鏡花 「薄紅梅」
...満州の天地初夜（しょや）過ぎたり...
泉鏡花 「海城発電」
...いかにさむからん初夜（しよや）もいつかすぎつらん...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...聖（ひじ）り世（よ）の初夜（しよや）の精進（さうじみ）...
薄田淳介 「白羊宮」
...「初夜の鐘は諸行無常...
高神覚昇 「般若心経講義」
...しばしが間（うち）とて再びわが隠家（かくれが）の二階に請（しょう）じて初夜過ぐる頃までも語りつづけぬ...
永井荷風 「書かでもの記」
...前の夜（よ）も哥沢節の稽古に出でて初夜（しょや）過（すぐ）る頃四ツ谷宇（う）の丸（まる）横町（よこちょう）の角（かど）にて別れたり...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...初夜の鐘の鳴り渡る時分――下り舟に乗り遅れまいとして急ぐ旅人の姿が二階の灯にうつって見える...
中里介山 「大菩薩峠」
...初夜過ぎに吾が室に帰って...
夏目漱石 「幻影の盾」
...余にはこの初夜というのが非常に珍らしく面白かったのである...
正岡子規 「くだもの」
...東大寺の大釣鐘が初夜を打つのであるという...
正岡子規 「くだもの」
...チンギアウスでは婚姻の初夜一童を夫婦間に眠らしむ（英訳ラッツェル『人類史』一巻四四〇頁）...
南方熊楠 「十二支考」
...午前、午後、薄暮、初夜、二更、時刻を撰ぶほどのつもりは今の私にない...
三好達治 「銀座街頭」
...今夜はあたいの初夜だから大事にして頂戴...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...（c）初夜の熱情がとかく我々にさせがちなあの厚かましい愛撫にいたっては...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...初夜（しょや）すなわち十時頃にはもう終って...
柳田国男 「年中行事覚書」
...それはあの鳥が初夜近くなると...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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