...「お初地蔵」などはほとんど一晩で書いてしまつた...
伊丹万作 「私の活動写真傍観史」
...また『聞得大君御殿並御城御規式之御次第』という本の御初地入りの条に「知念のろ二人あむしられた三人女性たち白巾(しろざし)にて騎馬にて御通り聞得大君御馬にて被レ召筈之処御馬被レ召候儀は御遠慮にて云々」ということがあるのを見ても...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...これに劣らず重大な事件は聞得大君(きこえおおぎみ)の御初地入(おしょちいり)(俗にお新下(あらお)りという)でありました...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...この御初地入を挙行することについて端なくも政治家と聞得大君御殿(おどん)との間に大衝突が起ったのであります...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...この年内に御初地入を挙行されないとためにならないといって摂政三司官の方に交渉が始った...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...弥当年御初地入可被遊旨...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...一御初地入之儀、常式に而候得者、弥此節御執行被遊可然奉存候得共、御賢慮之通、冠船御用意付而は、諸士百姓江段々出物等被仰付置、折角其用意仕事候且又勅使御滞在中にも野菜肴種々申付候、上七八ヶ月に及、家内を離、農業不仕候故、兼而より百姓有付貯物等無之候而不叶最中、其差引被仰付時節候得者、少迚も百姓手障を費、農業之滞有之儀、題目冠船御用意之方支窮に而候、封王使来々年御申請之事候得共、不図来年御渡海之儀も不相知候故、諸事其手当仕事候処、究竟成時節差当、百姓之痛罷成候儀幾重にも御断被仰上可然儀と奉存候、一御初地入之儀、聞得大君加那志付而、為差定神事之御規定にては無之、諸並之初地入同断之筋候得者、是を以封王使御申請御願之為に可罷成筋とは存当不申候...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...一亦当年中御初地入被仰付由御座候はゞ...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...封王使御帰朝以後時分柄御見合を以御初地入有御座度奉存候...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...これで政治と宗教との衝突の有様がよくわかるだろうと思います(御初地入りの事については他日くわしく述べる積り)...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...最初地下室に忍びこんだときに...
海野十三 「流線間諜」
...最初地方町(ぢかたまち)の小学校へ行く頃(ころ)は毎日のやうに喧嘩(けんくわ)して遊んだ...
永井荷風 「すみだ川」
...最初地方町(じかたまち)の小学校へ行く頃は毎日のように喧嘩(けんか)して遊んだ...
永井荷風 「すみだ川」
...最初地面が豊かで選定の自由であった時代には...
柳田國男 「地名の研究」
...最初地震で表へ避難してから間もなく一...
和辻哲郎 「地異印象記」
便利!手書き漢字入力検索