例文・使い方一覧でみる「初午」の意味

...初午（はつうま）に稲荷（いなり）へ行（ゆ）くと... 初午に稲荷へ行くとの読み方
芥川龍之介「俳画展覧会を観て」

...……植物に属する季のもの初午... ……植物に属する季のもの初午の読み方
高浜虚子「俳句とはどんなものか」

...初午すなわち二月の最初の午の日には... 初午すなわち二月の最初の午の日にはの読み方
高浜虚子「俳句とはどんなものか」

...第一は季題が主題となっている場合――「春の水」「春の氷」「鶯」「耕」「初午」「二月」「長閑」などの句の場合第二は季題が重く用いられる場合――「春雨」「藤の花」第三は季題が比較的軽く用いられた場合――「東風」「鷲の巣」「梅」まず以上の通りであります... 第一は季題が主題となっている場合――「春の水」「春の氷」「鶯」「耕」「初午」「二月」「長閑」などの句の場合第二は季題が重く用いられる場合――「春雨」「藤の花」第三は季題が比較的軽く用いられた場合――「東風」「鷲の巣」「梅」まず以上の通りでありますの読み方
高浜虚子「俳句とはどんなものか」

...初午（はつうま）の二月になり... 初午の二月になりの読み方
永井荷風「雪の日」

...説明していうことには――毎年の初午（はつうま）には... 説明していうことには――毎年の初午にはの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...きのふ初午にて風呂を立てないのが例なのでけふは早くたてたのだ...
長塚節「十日間」

...あれはたしか初午（はつうま）の日だ... あれはたしか初午の日だの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...田舍の初午は賑やかだから... 田舍の初午は賑やかだからの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...初午（はつうま）の太鼓... 初午の太鼓の読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...せいぜい初午詣をして日頃の不信心の帳消しをするこってすな... せいぜい初午詣をして日頃の不信心の帳消しをするこってすなの読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...初午は魔日（まび）ですからな... 初午は魔日ですからなの読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...初午（うま）のお祭といふことが... 初午のお祭といふことがの読み方
牧野信一「泣き笑ひ」

...裏画「初午（はつうま）」は道三の筆なる由実にうまい者なり... 裏画「初午」は道三の筆なる由実にうまい者なりの読み方
正岡子規「墨汁一滴」

...「午日諸子来餞」の午日は四日の初午であらう... 「午日諸子来餞」の午日は四日の初午であらうの読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...十一月の初午にも家の稲荷（いなり）の祭をしているが... 十一月の初午にも家の稲荷の祭をしているがの読み方
柳田国男「年中行事覚書」