例文・使い方一覧でみる「初めて」の意味


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...自分は今初めて一人になつたと思ふと...   自分は今初めて一人になつたと思ふとの読み方
石川啄木 「天鵞絨」

...私は彼のこんな表情を見るのは初めてだった...   私は彼のこんな表情を見るのは初めてだったの読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...それを初めて声に出して笑いつつ...   それを初めて声に出して笑いつつの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...初めて今年の法師蝉が鳴いた...   初めて今年の法師蝉が鳴いたの読み方
種田山頭火 「松山日記」

...そこで初めて眼が覚めたような気持になったのだ...   そこで初めて眼が覚めたような気持になったのだの読み方
辻潤 「自分だけの世界」

...自分も初めて女というものの...   自分も初めて女というもののの読み方
徳田秋声 「新世帯」

...こんな処へ来て初めて...   こんな処へ来て初めての読み方
中谷宇吉郎 「九谷焼」

...初めて我れに返って...   初めて我れに返っての読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...それをいま初めて發見する私の驚きかたといふものはなかつた...   それをいま初めて發見する私の驚きかたといふものはなかつたの読み方
堀辰雄 「窓」

...然しまたそれの存在的規定は存在論的に理解されて初めて具體的となる...   然しまたそれの存在的規定は存在論的に理解されて初めて具體的となるの読み方
三木清 「歴史哲學」

...そして信吉が初めてとびこんで来たときのように...   そして信吉が初めてとびこんで来たときのようにの読み方
山本周五郎 「嘘アつかねえ」

...ごらんになったのですか」「登世が初めてではありません...   ごらんになったのですか」「登世が初めてではありませんの読み方
山本周五郎 「山彦乙女」

...生れて初めてだろう――弥六は起きて...   生れて初めてだろう――弥六は起きての読み方
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」

...」千鶴子は初めて明るく笑顔を久慈に向け...   」千鶴子は初めて明るく笑顔を久慈に向けの読み方
横光利一 「旅愁」

...今初めて投げつけられた驚愕です...   今初めて投げつけられた驚愕ですの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...絶望に似た暗闇(くらやみ)の彷徨(ほうこう)から初めて一点の希望をそこに見た心地である...   絶望に似た暗闇の彷徨から初めて一点の希望をそこに見た心地であるの読み方
吉川英治 「黒田如水」

...智深は初めて眼をさました...   智深は初めて眼をさましたの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...御仏(みほとけ)はきょうの慈縁(じえん)を結んでくだされた」「ほんとに……」と山吹は初めて...   御仏はきょうの慈縁を結んでくだされた」「ほんとに……」と山吹は初めての読み方
吉川英治 「親鸞」

「初めて」の読みかた

「初めて」の書き方・書き順

いろんなフォントで「初めて」

「初めて」の英語の意味


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