...だが、ほんとうの事を言うと、プウシキンはアラビヤ馬とはどんな馬なのか、一向に見わけがつかず、骨牌の切札とは、どんなものをいうのか、知りもしなかった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...ぎりぎりの最後の切札(きりふだ)ではないか...
太宰治 「正義と微笑」
...従ってブルジョアジーにとっては最後の絶対的な切札でなければならぬと思われる処の...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...実は折衷主義の切札を意味するものではないかと思われるからである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...そういうカルタ遊びには兵士は切札(きりふだ)なのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...爺やさんを殺してとる必要はないだろう?」健一も最後の切札を出しました...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...最後の切札を投げてしまいました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...最後の切札を投げて了ひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...宵から子刻(ここのつ)前まで、仲吉さんと、私は、――あの、裏の納屋(なや)に居りました」「証拠は?」「この手紙、――御覧下さい」お町はとうとう、最後の切札を、帯の間から出したのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...成滝近江様本人でしたよ」平次はとうとう最後の切札まで投げ出しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いきなり投り出したのはこの切札です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見切札の悪戯をしないとは言い切れません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...軽率にも自分の切札を出してしまったりした...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...「切札!」と叫んで彼は...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...そのうち私は二(ツウー)の切札を得た...
牧野信一 「青白き公園」
...さういふ時には仕切札といふものを貼るのです...
三田村鳶魚 「物貰ひの話」
...これは善七、松右衞門の兩方から出るので、仕切札と書いて、南ならば松右衞門、北ならば善七の黒い判が捺してある...
三田村鳶魚 「物貰ひの話」
...かれこそその切札となる漢(おとこ)です」「まさか...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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