例文・使い方一覧でみる「切売」の意味
スポンサーリンク...徒らに労働の切売をして居る... 
石川三四郎 「吾等の使命」
...西瓜の切売をした事もある...
内田魯庵 「貧書生」
...玉泉さんは緑青や群青の代りに萎（しな）びた自分の胸を切売（きりうり）したかも知れない...
薄田泣菫 「茶話」
...大道でメロンの切売り...
谷譲次 「踊る地平線」
...それを売る者が邸前へ幾所にも蓆（むしろ）を布（し）いて切売をしていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...女のいちばん大切な操（みさお）を切売りする女...
中里介山 「大菩薩峠」
...二十文三十文の金で切売りをして恥じない夜鷹の身でありながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...境内を荒したり切売りしたりする...
中里介山 「大菩薩峠」
...また個人としてその屋敷内を切売りするようになってはおしまいです...
中里介山 「大菩薩峠」
...空気の切売が出来ず...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...レーニンの学説を切売りしたり...
野呂栄太郎 「名人上手に聴く」
...その他有らん限り皿も茶碗も丼も猪口（ちょく）も一切売（うっ）て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...其中（そのうち）に切売の西瓜（すいか）のような弓月形（きゅうげつけい）や...
二葉亭四迷 「平凡」
...外国品一切売るところなし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...皆なの持物を一切売り尽した上句...
牧野信一 「南風譜」
...鮭の切売りを見物しているのであった...
「赤い貨車」
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室生犀星 「愛の詩集」
...たてに細く皮を剥いたのが西瓜の切売りと並んで人気もの...
山本笑月 「明治世相百話」
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