...最良の小麦粉は水を加えてペースト状にしたときに、非常に粘りこく(gluey)、可塑性(ductile)のある、弾性的なペーストであり、捏ねるのが容易で、切れないで、伸ばしたり、平らにしたり、どちらの方向にも引張ることの、できるのが望ましい...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...それでこの仮説は到底持ち切れないものである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...やり切れない」警部の言葉を...
海野十三 「地獄の使者」
...時間が切れて話は胴中から尻方の方だけが残った恰好だ」「ぼんやりしているのね...
海野十三 「地球発狂事件」
...電話が切れました...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...もういよいよアジアとは縁が切れたのだと思う...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...どうにもムク犬が制し切れないので困っていると...
中里介山 「大菩薩峠」
...噛めども噛めども噛み切れない...
野村胡堂 「胡堂百話」
...「よく切れるネ、あの脇差(わきざし)は」平次は變なことを言ひ出しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...切れたら、つないでください、あなたの仕事でしょう?もしもし、ふふ、あたし……帯はともかく、着物のほうがわからない...
久生十蘭 「姦(かしまし)」
...小学生大ぜいワイ/\言ってたかって来る、やり切れん...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それがちよつと途切れると突然一人がかう怒鳴りながら立上つた...
北條民雄 「盂蘭盆」
...二つの込合った途切れることのない人間の潮流が...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「群集の人」
...か……」そんなうろおぼえのハイネの詩の切れっぱしが私の口をふと衝(つ)いて出る...
堀辰雄 「美しい村」
...」瞼(まぶた)の切れの上品な彼女は...
室生犀星 「舌を噛み切った女」
...大阪随一の相場新聞浪華(なにわ)朝報社の主筆をやっている猪股(いのまた)という男の言葉が切れ切れに響いて来た...
夢野久作 「鉄鎚」
...それがもう今夜という今夜になったらトテモ我慢がし切れなくなっちゃったのよ...
夢野久作 「支那米の袋」
...彼と知人たちの会話の途切れる隙を見て傍へよっていった...
横光利一 「旅愁」
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