...切り子ガラスの花瓶に投げ込まれた紅白のカーネーション...
寺田寅彦 「柿の種」
...きれいな切り子ガラスの小さな壺(つぼ)にはいった妙な黄色い蝋(ろう)のようなものを...
寺田寅彦 「コーヒー哲学序説」
...まるつ切り子供扱ひにされて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...天井から下った切り子細工の電燈の笠――...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...机にかける布(ぬの)切り子やセルロイドの筆立て...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...またここで作られた極めて上品な切り子の硝子や...
吉田絃二郎 「八月の霧島」
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