...ケオプス王(Cheops)が彼らの一人に『お前は切り取った首を再び胴体につなぐことができるという話だが...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...蓋についた小さな柄は緑色の竹から切り取ったものである(図613)...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...小刀(こがたな)をだして巨木の幹(みき)を切り取ったり...
海野十三 「三十年後の世界」
...切り取った邪神の手は毛の荒い野猪(いのしし)の腕であった...
田中貢太郎 「殺神記」
...彼は(この際)鼻の先を切り取ったとしても...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...その事実上の歴史的発達に応じて夫々の実在単位を切り取ったその実在単位を...
戸坂潤 「科学論」
...枝葉を切り取った幹だけが地面に転っていた...
豊島与志雄 「楠の話」
...一番新らしい綺麗な葉を切り取った...
豊島与志雄 「蓮」
...街路から切り取った小さな中庭のような防寨の内部は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それに鋏(はさみ)で肉を切り取ったんですってね...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...二つの瞳は碧海を切り取ったように碧く...
野村胡堂 「裸身の女仙」
...パンの一塊も自分で切り取った...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...肝臓などを切り取った...
平光吾一 「戦争医学の汚辱にふれて」
...新聞紙の余白を切り取った長い切れ端に文字が書いてある...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...花を切り取ったと非難するさ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...その途中を切り取ったのであった...
吉川英治 「三国志」
...御当家で切り取った岩倉城のごときもござりまするし...
吉川英治 「新書太閤記」
...此頃漸く切り取ったらしく...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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