...端数を切り上げて三〇日とした...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...白木の方でひとりで話を切り上げるから...
梅崎春生 「黄色い日日」
...必ず適当のところで切り上げるように心掛けていましたが...
太宰治 「人間失格」
...そこで切り上げて帰っていった...
豊島与志雄 「庶民生活」
...早々に切り上げてホテルへ帰ってきた...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...この六月学校の講義を切り上げ次第...
夏目漱石 「行人」
...無事にその場を切り上げる事ができました...
夏目漱石 「こころ」
...三四郎はそれで談話を切り上げた...
夏目漱石 「三四郎」
...好い加減に酒を切り上げて見たが...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...いつでも構いませんか」「ええなるべく早い方が結構です」敬太郎はこれで会見を切り上げて...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...「これからまた例の通り出かけなければなりませんから」と切り上げると...
夏目漱石 「門」
...いい加減にして切り上げると...
野村胡堂 「悪人の娘」
...平次はいい加減にして切り上げると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八五郎はいゝ加減にして切り上げました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一四出来るだけ話を手短かに切り上げて...
柳田国男 「海上の道」
...彼奴は吾輩が遅かれ早かれこの危険千万な放れ業式の解放治療の実験を切り上げて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...それは一時も早くここを切り上げなければ...
横光利一 「馬車」
...玄蕃は如才なく面談を切り上げて...
吉川英治 「剣難女難」
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