...その翼をロイテン東方に下げて普軍に対せんとしたのであるが普軍の猛烈果敢なる攻撃と適切なる砲火の集中により全く対応の処置を失い...
石原莞爾 「戦争史大観」
...孤独彼を思うの切なるより余の身も心も消え行けどこの操をば破るまじ...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...全く友誼的なる親切なる忠言である...
大隈重信 「始業式訓示」
...社会に取って甚だ大切なるものであります...
津田左右吉 「流れ行く歴史の動力」
...教授に対して無やみに師弟の情の切なるものを感じているらしい...
戸坂潤 「社会時評」
...自らを慰めようとする切なる心もないではないのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...かかる緊切なる当面の要求に応じて生まれた本講座は...
野呂栄太郎 「『日本資本主義発達史講座』趣意書」
...実隆の切なる勧め辞し難く...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...そもそも帳合法の大切なるは...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...最も大切なる部分なり...
福沢諭吉 「帝室論」
...人の自由独立は大切なるものにて...
福沢諭吉 「中津留別の書」
...戸外において最も大切なる箇条にして...
福沢諭吉 「日本男子論」
...東京市民の娯楽を求める心の切なること斯くの如し...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...乱酔時代からの兼ねての夢であつた別人にもと成りたいものよの切なる希ひからの迷信だつたのだ...
牧野信一 「ベツコウ蜂」
...「一にして一切なる神は己自身にも秘密であった...
三木清 「人生論ノート」
...とにかく彼等は忠実に小児の発明した適切なる草の名を...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...必ずしも適切なる手段とも思われなかった...
柳田国男 「山の人生」
...しかもその大切なる顕冥(けんめい)両界の連鎖をなしたものが...
柳田国男 「山の人生」
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