...その代り十分骨折り甲斐のある虫喰い算の魅力を満喫せられることであろう...
佐野昌一 「虫喰い算大会」
...十分骨を折って事実の真相を告げ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...大分骨折りましたのんで自分でもよう画(か)けてると思いました...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...新らしく分骨を祀つて...
種田山頭火 「行乞記」
...「分骨するんだが――」と靜岡の伯父が言つた...
辻村もと子 「春の落葉」
...靜岡の伯父は分骨の小さな包をもつて歸つて行つた...
辻村もと子 「春の落葉」
...二人に取っては誂え向きの随分骨の折れる難曲に対して...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...私のは随分骨っぽくてまず東湖あたりの口真似に過ぎなかった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...私は蔭(かげ)ながら随分骨を折った積りさ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私は蔭乍ら隨分骨を折つた積りさ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...當分骨休みして貰ひ度い...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...隨分骨を折つて見ませう――が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...隨分骨を折りましたよ」「若旦那の榮三郎は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...暮から隨分骨を折つて辻斬野郎を漁(あさ)つたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大分骨を折ったけど...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...液の振盪を防ぐためには随分骨を折りましたが...
平林初之輔 「人造人間」
...この込み入つた為事(しごと)は随分骨が折れるので...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森林太郎訳 「祭日」
...上半分骨ばかりになった雨戸越しに...
夢野久作 「少女地獄」
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