...ワインを蒸留するとアルコールは容易に分離する...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...また太陽から分離するときに最大な赤道速度を得たような破片は...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...余り激烈な変動を起さずに楽にその破片を分離することができるであろう...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...經濟單位と生活單位とを完全に分離するものである...
石原莞爾 「新日本の進路」
...その時がすなわち二政党の分離する時であることは...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...ヴィーコの歴史的分類は恰も現在の学問を分離することが出来なかったから...
戸坂潤 「科学方法論」
...検事局を裁判所から分離する案もこの重点に依存する...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...是れ実に今日を以て旧勢力と分離するの好機会なりと信じたるに由れり政党組織の策行はれざりしが為めには非らじ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...「君たち、ひとつこれから春照へ下って、一致するなり、分離するなり、おのおの臨機の処置を取って、山麓いったいを偵察して来てくれ給え、目的は一揆暴動連の行動の如何(いかん)を見ることにあるのだ――彼等の群衆がドノ辺から来て、ドチラの方向へなだれ込むか、だいたいその方向を視察して来てもらいたい...
中里介山 「大菩薩峠」
...ウラニウム二三五を分離する必要があるが...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...知的に分離する事のできないものだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...心から任意の個別の知覚を分離する際に...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...(事物間の)諸観念を分離することを困難にしていたので...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...学問と政治と分離すること...
福沢諭吉 「学問の独立」
...表現論と審美主義とは分離することができ...
三木清 「解釈学と修辞学」
...死はその一般性において人間を分離する...
三木清 「人生論ノート」
...その温気にて型と菓子と分離するなり...
村井弦斎 「食道楽」
...高価においてその作は全く民衆と分離する...
柳宗悦 「工藝の道」
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