...時間をきめて報告する役目を分担しているそうだ...
海野十三 「人造物語」
...単に生活に必要な各種の作用を個体間に分担して...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...二軒で分担している物入りの意外に嵩むことをきかされていたという...
「草藪」
...三人平等に分担して支弁すれば...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...カラタール氏の乗車賃を分担して...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...字も書生が二三人で分担して清書したのでございますのよ...
徳田秋声 「仮装人物」
...こうして自分の方で部屋と食物だけを分担して...
夏目漱石 「門」
...分担して書いたものであろうと思われます...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...道具を分担して持つ...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...「うん、仕方がない」蒲団、柳行李、信玄袋、鍋、釜、米とぎ桶、茶瓶、などを、それぞれ、分担して、身体につけ、乞食のような恰好で、海岸添いの道を歩いた...
火野葦平 「花と龍」
...二人は区域を分担して物陰という物陰...
平林初之輔 「五階の窓」
...フランス語はM子と分担してヨチヨチやって貰って...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...六人でこの弁当料理を分担して誰はサンドウィッチを拵えて来る...
村井弦斎 「食道楽」
...森枳園(もりきえん)と分担して書いたものであるが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...現に三離御岳の祭儀の一部ずつを分担して持ち伝え...
柳田国男 「海上の道」
...三そこで差当(さしあた)って自分が分担している方面...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...婦人科を分担していた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...みな六人が分担してやって来た...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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