...余にして是(これ)と彼とを分別するの力なきならば余は誰によりて身を処せんや...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...「あれかこれか」と分別する立場に止まっては...
田辺元 「メメント モリ」
...ここにおいて男性として欠(か)くべからざる要素は事の本末(ほんまつ)物の軽重(けいちょう)を分別する力である...
新渡戸稲造 「自警録」
...また種々雑多の魂ありとしこれを分別すること難く...
南方熊楠 「十二支考」
...よう分別するが悧巧といふもんやぜと...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...分別する限り美と醜とは向い合ってしまう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...赤猪口兵衛様の御知恵を借りてその通りに分別する方が...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...時親はすぐ分別する...
吉川英治 「私本太平記」
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