...それは、あのお方が十七歳になられたばかりの頃の事だつたのでございますが、おからだも充分に大きく、少し伏目になつてゆつたりとお坐りになつて居られるお姿は、御ところのどんな御老人よりも、分別ありげに、おとなびて、たのもしく見えました...
太宰治 「右大臣実朝」
...分別ありげに腕組みをした...
太宰治 「乞食学生」
...」と妹にくらべて少しおとなしい姉の春枝は分別ありげに...
太宰治 「新釈諸国噺」
...御所のどんな御老人よりも分別ありげに...
太宰治 「鉄面皮」
...ホセ君分別ありげに手を振った...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
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