例文・使い方一覧でみる「分け目」の意味
スポンサーリンク...分け目を熟（じっ）と瞻（み）ると... 
泉鏡花 「薄紅梅」
...」彼は分け目もわからぬ蓬々（ぼうぼう）した髪を被（かぶ）り...
徳田秋声 「縮図」
...艶（つや）やかな髪の毛の分け目を額際（ひたいぎわ）から左へ撫でました...
中里介山 「大菩薩峠」
...天下分け目のような騒ぎをしているところです...
中里介山 「大菩薩峠」
...天下分け目の関ヶ原の時にあわされたと同様な運命に落ちて焦土となる――というようなことになってしまっているようです...
中里介山 「大菩薩峠」
...いよいよ徳川家康を向うに廻して天下分け目の大謀がその緒についたことを...
中里介山 「大菩薩峠」
...天下の分け目だ」丁度この時ドアをノックする音がきこえてついで...
浜尾四郎 「殺人迷路」
...ベイヘムの黒髪の分け目に...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...何に致せ天下分け目の大戦さえ鮓答で決せらると信ぜられ...
南方熊楠 「十二支考」
...いわゆる「天下分け目」のただならぬ気を孕（はら）んでいたのだった...
吉川英治 「剣の四君子」
...「いよいよ天下分け目のその日がきた...
吉川英治 「私本太平記」
...まさに天下分け目の様相だった...
吉川英治 「私本太平記」
...天下の分け目をみかどと争う門出の兵力であったのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...迫りつつある天下分け目の形勢をである...
吉川英治 「新書太閤記」
...天下分け目というが...
吉川英治 「新書太閤記」
...分け目の勝負を賭（か）けてまで...
吉川英治 「新書太閤記」
...かくも大規模な天下分け目の大いくさになろうなどとは思っていなかったらしく...
吉川英治 「新書太閤記」
...小牧（こまき）に天下分け目の大戦を抱えながら...
吉川英治 「新書太閤記」
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