例文・使い方一覧でみる「分かれ」の意味
スポンサーリンク...忽（たちま）ち両側へ分かれるように... 
芥川龍之介 「トロッコ」
...この戦争の手段としての武力価値の大小に依り戦争の性質が二つの傾向に分かれる...
石原莞爾 「戦争史大観」
...長谷川忠七商店と鳥居熊太郎商店に分かれ...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...形式派と写実派の二大流派に分かれる...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...亦進歩保守の兩派に分かれたり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦（抄）」
...そして中央の管から分かれてその鉢の各へ通じてる種々な管の枝が...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...薬丸の二派に分かれた内の...
直木三十五 「南国太平記」
...しかしながらその共通の地盤を一足踏出すや否や道は分かれる...
波多野精一 「時と永遠」
...クンメルはなぜか一隊と分かれて沙漠を独行し...
久生十蘭 「海難記」
...玉井組は、一号、二号、三号と分かれ、それぞれ、中山弥志馬（やしま）、広瀬伝吉、大島宗太という助役（ボーシン）がいた...
火野葦平 「花と龍」
...父が一時母と分かれて横浜かなんぞにいて他の女と同棲（どうせい）していたような小さなドラマがあって...
堀辰雄 「花を持てる女」
...それが分かれば、一瞬も拒めないはずです...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...それが開裂（かいれつ）するとまったく三つの殻片（かくへん）に分かれる...
牧野富太郎 「植物知識」
...大西洋（たいせいよう）に注ぐ水と地中海（ちちゅうかい）に落ちる水とが分かれる分水嶺（ぶんすいれい）の頂（いただき）に建（た）てられてあった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...引き分かれ年は経（ふ）れども鶯の巣立ちし松の根を忘れめや少女の作でありのままに過ぎた歌である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...衆議院と参議院の意見が分かれたときは...
文部省 「あたらしい憲法のはなし」
...明らかに四段階に分かれており...
柳田国男 「海上の道」
...三 比較の学問の夜明け久しく南端の島々に分かれ住んで...
柳田国男 「海上の道」
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