...電車の出立点は何番のホームですか?...
...出立点までは徒歩で10分ほどかかります...
...出立点の前にトイレがありますか?...
...出立点でお別れしましょう...
...出立点に到着したら、私に電話をください...
...それはその出立点が其処から出発したからである...
田山録弥 「J. K. Huys Mans の小説」
...その出立点に在る...
豊島与志雄 「偶像に就ての雑感」
...駒井甚三郎ならば、この徒(いたず)らな感激と、敵愾と、いらだたしさから超越して、まずこの黒船の型が近代の何式によるかを観察し、次に、その噸数(トンすう)を計量し、次に乗組の人員、その国籍、機関の種類、出立点、行先、速力等を計算推量して、ついにほぼあやまりなく一つの結論に到達するに相達ない...
中里介山 「大菩薩峠」
...あなたの御考は出立点が間違っていますと誤謬(ごびゅう)を指摘する訳にも行かず……」「そりゃ...
夏目漱石 「虞美人草」
...ここにおいて万人の眼はことごとく自己の出立点に向う...
夏目漱石 「虞美人草」
...出立点(しゅったつてん)がすでに反抗的でしたから...
夏目漱石 「こころ」
...代助は凡ての道徳の出立点(しつたつてん)は社会的事実より外にないと信じてゐた...
夏目漱石 「それから」
...又尤も困難の方法の出立点から...
夏目漱石 「それから」
...代助は凡(すべ)ての道徳の出立点(しゅったつてん)は社会的事実より外にないと信じていた...
夏目漱石 「それから」
...又尤(もっと)も困難の方法の出立点(しゅったつてん)から...
夏目漱石 「それから」
...哲学の出立点については多くの議論があることであろう...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...人間の社会的構成の出立点であり...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...人は実践ということを出立点と考える...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...自己自身に返って新なる哲学の出立点を求めた...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...我々はなお一度デカルトの出立点に返って考えて見なければならない...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...カントを出立点とした純粋自我的主観主義は...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...出立点からして間違っていた結婚をただ単に継続することによって生きながら死者の生活を送るよりも...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...今一足で出立点と言うときたちまち野猪の前へ躍び下りる...
南方熊楠 「十二支考」
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